2017年08月

投稿日: Aug 28, 2017 5:2:6 PM

9名参加しました。参加してくださった皆様ありがとうございました。

秦野西公民館で皆さんが持ち寄ったゲームを遊びました。

今回のテーマは「夏」です。

なつのたからもの

ライナー・クニツィアの名作『ノミのサーカス』を、日本の夏休み風の絵柄にリメイクされた作品です。

10種類の絵柄に0~7の数字が書かれたカードと、3種類の特殊カードを混ぜた山札から1枚ずつめくっていき、好きなタイミングで欲しい1枚を獲得します。しかし既に場に並んだカードと同じ絵柄が出てしまった場合、手番が終了しカードが獲得できなくなってしまいます。

手元にある各絵柄の最も大きい数字のものが得点となり、同じ絵柄で3枚揃えて公開すると10点の役になります。又、全種類の絵柄を揃えて公開するとその時点でゲームが終了し、10点を獲得できます。

レッドドラゴン・イン1&2

冒険を終えた旅のパーティの宿屋での一幕を演じるゲームで、酒と物理的手段(暴力や魔法)で相手を昏睡させるか、ギャンブル(イカサマ有り)等で金を巻き上げたりして、最後まで宴席に残っていた者が勝者となります。

このゲームの肝は、使用するカードの名前が全てキャラクターの台詞になっており、プレイヤーはその台詞を大きな声で読み上げなくてはならないことです。

今回は以前やった1と、単体でも遊べる拡張版である2を混ぜて遊びました。単純に使用可能なキャラクターが増えるので、ロールプレイや戦術の幅が広がります。

海底探検

潜水士となり、海底にある財宝(得点)を酸素が尽きるまでにどれだけ持ち帰れるか競うゲームです。

ダイスの目に従ってより深い海を目指して行くのですが、財宝を獲得すると酸素が減り始める上、獲得した財宝の数ぶんダイスの目が減ってしまうので、どのタイミングで財宝を獲得するかが重要です。

これを3ラウンド行い、最も多くの財宝を獲得したプレイヤーが勝利します。

キャッチ・ザ・ムーン

微妙に形の違う無数の梯子を専用ダイスの目に従って積み重ねていく、積みゲーです。

ダイスの目には梯子を積み上げる際に触れなくてはならない梯の数が記されており、なかなか都合よく積み重ねていくことは出来ません。全ての梯子を使用するとゲームが終了し、それまでに積み重ねられず崩してしまった梯の数が最も多いプレイヤーが負けとなります。

ちなみにファンタジックなパッケージでありますが、説明書の文章はかなり”和”を意識したもので、何故か松尾芭蕉の句が掲載されています 笑

イカサマゴキブリ

最初に配られたカードを一定の条件と文字通りの”イカサマ”によって、より早く全てのカードを捨てた人が勝利となります。(ベーシックルール)

カードを出す条件は基本的には場のカードと連番になるように出したり、カードの特殊効果によって出したりできます。しかし一部のカードは通常の手段では場に出せず、カードを気づかれないように隠したり他のカードと重ねて出したりと、文字通りの”イカサマ”を行う必要があります。イカサマの監視役となる警備虫カードを所持(必ずプレイヤー一人が担当)している場合は、それを現行犯で指摘することでもイカサマ犯人にカードを押し付けることができます。

イカサマをしなければただカードを順々に出していく平凡なゲームですが、各プレイヤーがイカサマをすればするほど場は盛り上がっていきます。

BERVER 21XX

ファンシーなパッケージとは裏腹に「大気汚染により人類が死滅した後、ビーバーが立場を確立した世界」という設定で、鬼怒川に関連したダムを操作して川の氾濫をくい止める協力ゲームです。

各プレイヤーはダムを一つずつ担当し、徐々に蓄積していく汚染物質を排除しながら下流のダムや鬼怒川が氾濫しないように水や泥を流していきます。貯水量と泥、汚染物質が規定量を越えてしまうと鬼怒川にダメージを与えてしまい、一定量以上のダメージを与えてしまうとゲームは失敗となります。

蝉の声

山札からカードをめくり、同じ色のメスの蝉を集める。

手番では何枚のカードをめくってもよく、めくられたメスの蝉のカードは求愛中として一時保管することができる。ただし虫捕り少年カードをめくってしまうとそこでバーストとなり、それまでめくったカードは没取されてしまう。また、他人の求愛中のカード枚数よりも多くのカードをめくるとそこから1枚カードを奪える。手番ではもう1つ、カードをめくる代わりに求愛中のカードから1つの色を求愛成功として取得することができる。ここで取得されたカードは他人から取られることもない。思ったよりも虫捕り少年カードが多く、バーストに次ぐバーストの連続であった。

オクトパスガーデン

※ゲーム内にタコは登場しない。

箱庭系ゲームであり、美しい海の庭を作り上げる。

手番ではマーケットから3枚のタイルを購入する。そして購入したタイルを配置し、ボード上の真珠貝からお金を獲得する。タイルは種類により特徴があり、ヒトデは真珠貝を食べるためボード上を移動する。サンゴはヒトデの移動を阻止する。その他連結していくつか繋げるとタツノオトシゴやクマノミがやってくるタイルなどがある。真珠貝はお金を生み出すが、最終得点がマイナスされてしまうため、ゲームの終了タイミングを見極め、ヒトデに食べてもらわなくてはならない。個人プレイのようにも思えるが、他人の庭をしっかり見てないといつの間にか終わってた、なんてことになってしまう。

ニューロストレガシー

ゲームの目的は星の遺産カードの行方を当てること。

プレイヤーは手札を1枚持ち、手番で一枚のカードを山から引き、どちらかをプレイする。これをひたすら繰り返す。ほとんどのカードが特殊効果をもっており、それによりカードの交換やゲームの脱落等が発生する。山がなくなるまでカードを引き終えた後、星の遺産カードかどこにあるかを推測する。順番は手元にあるカードの数字が低い順となるため、どのカードを最後に残すかも重要になる。

キーラルゴ

カリブ海に浮かぶ島「キーラルゴ」ここでは深海にお宝が眠っているらしい。噂を聞きつけたあなたはダイバーを雇ってお宝をサルベージしようとする。

しかしお宝を狙っているのは自分だけじゃない。しかも10日後には大きなハリケーンがやってきて、そのあとは大手企業がお宝をかっさらっていくらしいじゃないか。

こうなったら10日間でできるだけたくさんのお宝を持って帰ってそれを売り払って大儲けしてやる!

プレイヤーはその日の午前と午後に行うアクションを選択します。もしもそれが他人と被ってしまうとアクションの結果が変わってしまいます。

ゲームでは他人の出方を伺いながら時には他人と被らないように、時には他人に乗っかって、お金を稼ぐことを目指します。

他人とのインタラクションに一喜一憂しながら、紙のお金が増えていくのはテンションが上がります。絵柄も可愛くとても楽しいゲームだと思いました。

エルドラド

今年のsdj(ドイツ年間ボードゲーム大賞)の候補に選ばれたゲーム。