著者 平野 秀樹
3.6 5つ星のうち 7 カスタマーレビュー
ダウンロード日本はすでに侵略されている (新潮新書)Amazon平野 秀樹 - 内容紹介 政治も、メディアも伝えない。 「国家の溶解」最新報告 北海道から南西諸島まで、急速に進む外資による国土買収。裏にいるのは、今や覇権・膨張主義をあらわにする中国だ。四半世紀前の李鵬首相による予言、「40年後に日本はなくなっている」を現実化するかのよう に、広大な過疎地や軍事要地となる島々で数多の買収劇が進行している。対する日本は何も対策を講じないまま、目先のインバウンドに浮かれている。国土の不明化から社会制度タダ乗りまで、溶解するガバナンス の実態を徹底検証! 目次 序 静かなる侵略 Ⅰ 忍び寄る大陸の影――辺境から中央へ 種子島と馬毛島の異変 中国の膨張戦略の根拠 グローバル化という金科玉条 フェードアウトする国会議員 Ⅱ 「国土不明」が止まらない――琉球弧から北海道まで 五〇〇倍もの地価高騰:下地島 SSM基地近くに中国系の「買い」:宮古島 大陸から太平洋への出入り口:宮古海峡 国境離島に押し寄せる人とカネ 「島を丸ごと買いたい」:奄美・加計呂麻島 「象の檻」に臨む地上げブーム:奄美大島 「韓ちゃん」に買うてもらう:対馬 韓国化そして中国化 もはや政府のお墨付き:北海道ニセコHANAZAONO 夕張モデルが北海道モデルに 第二の開拓時代の幕開け? 中国人のための丸ごとリゾート基地化 東京の喉元でも奇妙な買収:神奈川県横須賀市 Ⅲ 多面化する不明化――人・税・エネルギー・統治も不安 クルーズ船からの失踪者 消える日本語留学生たち 「Fラン大学」を留学生が支える構図 二万六〇〇〇人が失踪中の外国人技能実習生 四割不明の国勢調査データ 消えてゆく課税対象 海外銀行主導の租税逃れ 外国化+不明化=徴税不能 地方税は条約対象外 視界不良のエネルギー安全保障 地図不明=国境不明 タダ乗りを許す医療・福祉の使途不明 ガバナンスまで不明化 一次産業の国外化は次善の策だが仕方ない Ⅳ 日本の遷移(succession)――不明化ニッポンの未来 時代の波には抗えない グローバル荘園時代の到来 震災で出現した治外法権への危惧 列島買収の進捗概況 二つの租借地モデル 広がりゆく都市内の実質的租界 日本列島明け渡し? 土地制度・国際条約・憲法の問題 遷移(succession)と日本 日本人群落の消長 見ぬふり日本の未来は中国化か すばらしい新ニッポン? あとがき 1954(昭和29)年兵庫県生まれ。九州大学卒。農学博士。農林水産省中部森林管理局長、東京財団上席研究員などを経て、現在、姫路大学特任教授。主な著書に『森林理想郷を求めて』『日本、買います』、『奪われる日本の森』『領土消失』(共著)など。 内容(「BOOK」データベースより) 北海道から南西諸島まで、急速に進む外資による国土買収。裏にいるのは、今や覇権・膨張主義をあらわにする中国だ。四半世紀前の李鵬首相の予言、「四〇年後に日本はなくなっている」を現実化するかのように、広大な過疎地や軍事要地となる島々で数多の買収劇が進行する。対する日本は何も対策を講じないまま、目先のインバウンドに浮かれている。土地所有の不明化から社会制度タダ乗りまで、溶解するガバナンスの実態を徹底検証! 商品の説明をすべて表示する
以下は、日本はすでに侵略されている (新潮新書)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 ショッキングなタイトルであるが、内容は読めば読むほどショッキングである。北海道の地価が異常に値上がりしていることはそれなりに知られているが、辺境の島嶼なども含めて外資による地上げが驚くような規模で進んでいる。それらは独立した個人の買いなのか、或いはもっと「大きな意思」を持った何者かによるものかは不明であるが、そのような外資に対する規制や備えがないのは日本だけというのは心許ない。人口が減少し、人が住まなくなった土地が外資の手に渡り、労働力を維持する為の「移民」政策によって外国人に門戸を開くことによって日本という国のかたちが変わっていく。こうしたことに対する是非、賛否はあって然るべきと思うが、少なくとも国の意思、国民による議論があっての政策であるべきであり、それがないままに流されていく先にあるのは、日本という国の「漂流」或いは「消失」、という警鐘に耳を傾けたい。 本書は、法令や制度等によって何の制限もないままに、日本の国土(不動産)が中国や韓国の人・企業に買われており、長い間をかけて静かに日本の中国化・韓国化が進んでいる現状に警鐘を鳴らす本です。 この本でリスクとして取り上げられているのは、主に次の2つの類型です。(1) 対馬など国境付近の地帯や北海道や南西諸島のリゾート地のようにいつの間にか、日本の国土でありながら中国や韓国の一部であるかのようになってしまう地域(2) 自衛隊やアメリカの基地など防衛施設に隣接しており、安全保障に支障を及ぼしかねない場所そして、外国のペーパーカンパニー等に買収されることにより、真の所有者や保有目的が不明な状態となっていることに加えて、固定資産税も徴収できていない現状が説明されています。 私は、この本を読みながら、あまりの現状に暗澹とした気持ちになるとともに、「外国のペーパーカンパニーが目的不明な状態のままに、広大な土地を購入・保有している状況がテレビの特集番組で盛んに取り上げられたのはずいぶん以前なのでは?」と思い、政府や国会の長期間にわたる不作為に強いいきどおりを感じました。 いま日本は、国際化・グローバル化を単純に良いものと考える風潮があふれていますが、もう少し中国や韓国の脅威を真剣に考慮すべきです。 本書は、そのことを再認識できる貴重な本であり、多くの人が読んで、危機意識を持つべき必読の本と思います。 Tags:日本はすでに侵略されている (新潮新書)PDFダウンロード日本はすでに侵略されている (新潮新書)PDF日本はすでに侵略されている (新潮新書)のePub日本はすでに侵略されている (新潮新書)ダウンロード日本はすでに侵略されている (新潮新書)オーディオブック日本はすでに侵略されている (新潮新書)ダウンロードブック日本はすでに侵略されている (新潮新書)発売日日本はすでに侵略されている (新潮新書)試し読み日本はすでに侵略されている (新潮新書)ネタバレ日本はすでに侵略されている (新潮新書)amazon日本はすでに侵略されている (新潮新書)download日本はすでに侵略されている (新潮新書)kindle