第4回研究会を開催しました
・日時:平成30年1月20日 土曜日 9時50分から11時50分(受付9時30分から)
・場所:秋葉原UDX 6階カンファレンスルーム(D) (秋葉原駅徒歩2分)
・テーマ:「多職種連携で考える喫煙対策 part2」
演題① 幸地 勇 先生(古河電気工業㈱)
「大規模製造業における敷地内全面禁煙に向けた継続的な喫煙対策」
演題② 小林 由佳 先生(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)
「行動分析学をもとにした喫煙対策の検討 ―多職種連携の強みを活かして-」
今回の研究会では第3回に引き続き「喫煙」に焦点をあて、前回の研究会で学んだ他職種の視点や
他社の事例をより深く理解するために、講演会形式での研究会を開催しました。
まず、幸地勇先生(古河電気工業㈱)から「大規模製造業における敷地内全面禁煙に向けた継続的な喫煙対策」
という演題で、自社ですすめられた禁煙活動についてご紹介いただきました。様々な取り組みにより喫煙率が低下し
ていく様子に、参加者から驚きの声が聴かれました。客観的なデータを示して、事業所のトップを巻き込んでいく活動が特徴的でした。
次に、小林由佳先生(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)から「行動分析学をもとにした喫煙対策の検討―多職種連携の強みを活かして-」
という演題で、行動科学分析を用いた卒煙対策についてご紹介いただき、参加者自身の事例検討・グループごとの検討を行いました。
参加者からは行動分析について、よく理解できたと声が聴かれ、今後の産業保健に関する面談など、いろいろな場面で応用ができると感じました。
これからも、魅力のある研究会を開催していきますので、お気軽にご参加ください。