多職種連携若手の会では、第90回日本産業衛生学会において下記の通りシンポジウムを開催いたします。
多職種連携による快適職場の形成とストレスチェック制度の活用について考えるシンポジウムです。
皆様の参加をお待ちしております。
第90回 日本産業衛生学会 シンポジウム03 (多職種連携若手の会主催)
タイトル:ストレスチェック制度を成功させるために ~多職種連携による快適職場の形成~
日時:5 月 11 日(木) 16:40 ~ 18:40 第 2 会場(TFT ホール 500)
演者:
1. 産業医の立場から 西埜植 規秀(にしのうえ産業医事務所)
2. 保健師の立場から 長谷川 梢(㈱日立製作所)
3. 作業環境測定士の立場から 飯田 裕貴子(産業保健協会)
4. 臨床心理士の立場から 小林 由佳(本田技研工業㈱)
5. 管理栄養士の立場から 鶴田 浩子(東京都予防医学協会)
6.厚生労働省 担当者による発表
座長:
能川和浩(千葉大学大学院医学研究院環境労働衛生学)
大山 篤(㈱神戸製鋼所東京本社・健康管理センター)
概要:
ストレスチェック制度の本来の目的は一次予防にあります。高ストレス職場は環境が快適でないために発生するのであり、
快適な環境であれば高ストレス職場は発生しないはずです。そして、ストレスチェック制度は職場が「快適」か「快適でないか」を
判定できる機能をもっています。一方、多職種連携の強みは職場環境の改善と快適職場の形成に対して多方面・多視点から
アプローチできることにあります。ストレスチェック制度による高ストレス職場の抽出と、多職種連携による原因究明と改善、
そして快適職場を形成することがストレスチェック制度を成功させる鍵になると考えています。
本シンポジウムでは、
①それぞれの職種からみた職場環境が「快適」であるということ
②ストレスチェック制度により抽出された高ストレス職場についてどのように改善をこころみるか
ということについて講演とディスカッションを行う予定です。また、厚生労働省の担当者よりストレスチェック制度に関する
発表もしていただき、より理解を深めたいと思っております。