多職種連携若手の会 第1回 ”参加型”研究会 開催報告
日時:平成28年1月23日 土曜日 10時から12時
場所:東京慈恵会医科大学 1号館
参加者数:34人(産業医9、保健師12、歯科医師 3、作業環境測定士2、臨床心理士2、健康運動指導士1
衛生工学衛生管理者1、管理栄養士1、理工系技術者2、特殊・定期健康診断マネジャー1)
プログラム:
① 快適職場の良好事例選出(グループごとの投票)
あらかじめ用意しておいた「快適職場」に関する15枚の写真を「コミュニケーションの改善」「整理整頓」
「職場環境改善」の3つのカテゴリーに分類してもらい、グループごとにそれぞれの1位を決め投票を行いました。
「コミュニケーション」においては、「たけのこの里」VS「きのこの山」というイベントを催し、人気がある方の
セールが行われるというユニークなものも紹介され、堅かった会場の雰囲気も和気あいあいとなりました。
② グループディスカッション「多職種連携に期待されること」
次に「多職種連携に期待されること」というテーマを設定し、グループごとに自由に討論を行いました。
あるグループでは「喫煙」をとりあげ、歯科医の立場から、作業環境測定士の立場から、保健師・産業医の立場から
それぞれの職種から見た対応策や問題点が提起され、今まで気付かなかった他職種の視点や悩みなど共有し、議論を深めました。
最後にグループごとに発表を行い、「他職種の仕事・強みを知ること」「連携を意識し情報の共有化をすること」
「広い視野をもって共通の目標を明確にすること」といった提案がなされ、また多くの職場にいる「衛生管理者」の活用に
ついてもっと議論を深めるべきとの意見も出されました。
次回に向けて:
参加者からは「普段お話できない方々と意見交換できるのは大変勉強になる」「今後もぜひ参加したい」
といった意見をいただき、好評のうちに終えることができました。
今後は、「喫煙対策について」「復職について」「メタボ対策について」など、具体的なテーマ設定を行い、
多職種で実践する産業保健について考える機会をもてるような「参加型」研究会を開催していきたいと考えています。
産業保健に携わる若手の方!ぜひご参加ください!!