強迫症啓発週間 

OCD Awareness Week

2023 OCDウィーク強迫症啓発週間イベント「回復と支援」

OCD-JapanではグローバルパートナーであるIOCDF(国際強迫症財団)が提唱するOCD Awareness Week(強迫症啓発週間:2023年は10/8から10/14)のある10月の第2週に強迫症の周知を目指してイベントを開催しています。

本年度は10月8日にオンラインイベントを行います。

今年の講演は午前の部と午後の部の二本立てを予定しています。当事者の目線、治療・研究者の目線から強迫症からの回復や、家族の支援につながる情報を提供したいと考えています。

午前の部講師は強迫症の当事者の朝日新聞記者、佐藤陽氏です。強迫症の体験を朝日新聞「患者を生きる」に連載され、星和書店より待望の書籍化となった「手洗いがやめられない〜記者が強迫性障害になって」出版記念講演を行います。佐藤氏は以前も当イベントにて当事者パネリストとしてご参加いただき、”地獄”と思うほど辛かった症状、森田療法や認知行動療法を通じた気づきやご家族のサポートへの感謝を優しい語り口でお話下さり、多くの方からを好評を頂きました。

午後の部は臨床心理士・公認心理師として強迫症の治療や研究に従事している新明一星氏を迎え、不安症や強迫症のこどもを持つ親のために米国で開発されたペアレントトレーニングSPACEの解説と不安に苦しむわが子への関わり方を丁寧に解説していきます。SPACEでは親が主体となり、不安症や強迫症でみられる巻き込まれに対処していくことで子どもの症状によい変化がみられます。当事者への治療が困難な場合でも行うことが可能であり、当事者に認知行動療法を行った場合と同等の改善がみられたという研究結果もあるプログラムです。

当事者、ご家族、お友達、医療関係者どなたでも楽しく強迫症について学び、交流できるイベントです。全国の皆様のご参加をおまちしております。

イベント詳細

キックオフイベント日時:2022年 10月8日(日)10:00~13:30 ※開場は09:45より

会場:オンライン会議システムZoom(ズーム)

お申し込みはこちら

※開催前日までにZoomのID及びパスワードをお送り致します。

※ 締切:10月4日(木):お申し込み後の返金は致しかねますのでご留意ください。

お問合せ:タイトルを「2023 OCD ウィーク問い合わせ」とし、ocdj.0308(アットマーク)gmail.com、もしくは070-4390-6804までご連絡下さい。

【開催スケジュール】※主催者の都合により変更する場合もございます

1.10:00~10:05 開会のご挨拶

2.10:05~11:05 講演 午前の部

佐藤陽氏「手洗いがやめられない〜記者が強迫性障害になって」出版記念講演

3.11:05~11:35 質疑応答(事前受付・お申込みの際に質問をご記入いただけます)

イベントポスター

ぜひご興味のある方にご周知ください