OCD-Japanの目的

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私たちの目的

強迫症の治療、研究、情報発信を行い、強迫症でお困りの方、その家族の支援がより一般的になっていくことを目指し ています。曝露反応妨害法の効果や家族の巻き込まれを改善することが治療において重要なことは一般的に知られてはいますが、実際に介入できる専門家が少な く、結果的に多くの患者様にご利用いただけない実情があります。このような現状をよりよくしていくことを目指しています。

強迫症(OCD)は、「手を洗わずにはいられない」、「確認せずにはいられない」というような、執拗な考えと繰り返し行為などの儀式行動に悩まされる精神疾患です。成人の約40人に1人の割合でみられ、WHO(世界保健機関)の調査によると、先進国で「人々を最も長時間にわたって苦しめる問題」の10位にランクされています。これまで、OCDへの治療の1つとして、認知行動療法(CBT)が奏功しているという研究結果が数多く発表されています。しかしながら、我が国では、専門的にOCDの治療や研究を行なっている機関や治療者の数は限られています。

そこで、私たちOCD-Japanは、国際OCD財団(International OCD Foundation)の協力を得て、専門家むけに認知行動療法(CBT)をはじめとしたOCDの治療的介入やこれまでの研究成果についての情報を提供していきたいと考えています。効果的な治療の普及とそれを実施できる治療者が増えていく足がかりになることを願ってやみません。

なお当サイトの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。実際の治療に関しては、主治医にご相談ください。

理事

河村寛子,中山孝子, 髙岸百合子

アドバイザー

大野裕 ,野村俊明

Michael A. Jenike,MD 

Chair,IOCDF Scientific Advisory Board Professor of Psychiatry, Harvard Medical SchoolDirector, OCD Institute, McLean Hospital

Diane Davey ,RN,MBA

President, Board of Directors, International OCD FoundationProgram Director, OCD Institute, McLean Hospital