投稿日: Mar 22, 2021 9:49:56 AM
先日開催しました東京栄養疫学勉強会2020年度冬季会にて、
「コロナ禍による休校時における家庭内の食事の変化に関する調査」の近況報告をいただきました!
以下、調査事務局の方からの進捗報告となっております。
また、当調査についてこれまでの進捗報告を再生リストにまとめています。
こちらからどうぞ。→調査の進捗報告動画の再生リスト
(今回 (3月) の報告については諸事情により非公開としております。)
◆ お礼・お願い ◆
調査に参加くださった児童・生徒の皆様、保護者の皆様、調査の実施を支えて下さった各学校・団体の先生方・関係者の方々、調査の裏方を支えて下さったボランティアの方々、本当にありがとうございました!
本調査の結果を早く論文として公表できるよう、事務局では引き続き作業を続けます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
◆ 目的
コロナ禍によって休校になった時期(=給食がなかった時)の、小中学生の食事内容を調べる
◆ 対象
全国の小学校または中学校、またはそれに準ずる団体
◆ 調査方法(縦断研究)
調査時期
調査A:学校再開直後(5~6月)
調査B:給食再開から数か月後(11月)※給食再開1か月後(7月)から変更になりました
調査内容
食事調査(小学生・中学生・高校生のための食事質問票 [BDHQ15y])
小中学生の食環境調査 調査票
各参加学校を通じて、対象の児童または生徒に質問票を配布・回収
◆ 参加者数
全国15都道府県、49団体・小中学校(動画中では14都道府県、48団体・中学校となっています)が参加
調査Aでは、12165人の小中学生(およびその保護者 6274人)に調査票を配布し、参加をお願いしました。
参加をお願いした方のの中から、8788人(およびその保護者 4167人)に回答頂きました(速報値)。暫定の 回答率は72.2%(その保護者 66.4%)となっています。
◆ 現在の調査の状況
調査B(給食再開後の調査)を無事に完了しました。
調査AとBのデータを照合し、生年月日や性別の不一致などを学校に問い合わせて確認しました。
可能な範囲でデータを修正し、すべての学校に調査Bの食事質問票の結果票を返却いたしました。
集計に向けて、更なるデータのクリーニングを進行中です。
◆ 調査結果
現在集計中です。結果は後日(6月ごろ)に公開いたします。
◆ 今後の予定
3月下旬(20日ごろ)を目標に、集計結果を各参加学校・団体にお返しする予定です。
・調査Aの集計結果*(食事質問票、食環境質問票の両方)
・調査Bの集計結果*(食事質問票のみ)
*返却する集計結果は調査全体と自校または自団体分の両方を予定しています。
「休校中の食事調査」に参加・ご協力いただいております皆さま、調査にご協力いただき誠にありがとうございます。
東京栄養疫学勉強会事務局におきましても本調査の意義や重要性に共感し、広報などの形で協力をしております。今後の勉強会でも進捗を報告していただける予定です。
今後も勉強会やホームページを通して「休校中の食事調査」の進捗等を報告させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
東京栄養疫学勉強会事務局 スタッフ
〇 調査の主旨と概要(ページへのリンク)
調査の目的や調査用資料を掲示しております。調査にご協力いただける方は、まずこちらからご覧ください。
〇 よくあるご質問(FAQ;主に調査担当者向け(ページへのリンク)
調査担当者向けのFAQを掲示しております。
〇 調査関連のYouTube動画再生リスト(YouTubeへのリンク)
これまでに東京栄養疫学勉強会で実施しました調査関連の動画の再生リストです。
〇 東京大学大学院社会予防疫学研究室(ページへのリンク)
調査責任者の教室のホームページです。
本調査やBDHQの解説、参加者(保護者)向けのよくあるご質問(FAQ)やお問い合わせ先などが掲載されています。
(外部サイトへのリンクとなっております。)