【2020年11月21日 時点】「コロナ禍による休校時における家庭内の食事の変化に関する調査」近況報告のまとめ
投稿日: Dec 09, 2020 12:34:24 AM
先日開催しました東京栄養疫学勉強会2020年度秋季会にて、
「コロナ禍による休校時における家庭内の食事の変化に関する調査」の近況報告をいただきました!
以下、調査事務局の方からの進捗報告となっております。
秋季会での近況報告の動画(右)と合わせてご覧ください。
◆ お礼とお願い ◆
調査に参加くださった児童・生徒の皆様、保護者の皆様、調査の実施を支えて下さった各学校・団体の先生方・関係者の方々、調査の裏方を支えて下さったボランティアの方々、本当にありがとうございました!
引き続き、調査Bもどうぞよろしくお願い致します。
◆ 目的
コロナ禍によって休校になった時期(=給食がなかった時)の、小中学生の食事内容を調べる
◆ 対象
全国の小学校または中学校、またはそれに準ずる団体
◆ 調査方法(縦断研究)
調査時期
調査A:学校再開直後(5~6月)
調査B:給食再開から数か月後(11月)※給食再開1か月後(7月)から変更になりました
調査内容
食事調査(小学生・中学生・高校生のための食事質問票 [BDHQ15y])
小中学生の食環境調査 調査票
各参加学校を通じて、対象の児童または生徒に質問票を配布・回収
◆ 参加者数
全国15都道府県、49団体・小中学校(動画中では14都道府県、48団体・中学校となっています)が参加
調査Aでは、12165人の小中学生(およびその保護者 6274人)に調査票を配布し、参加をお願いしました。
参加をお願いした方のの中から、8788人(およびその保護者 4167人)に回答頂きました(速報値)。暫定の 回答率は72.2%(その保護者 66.4%)となっています。
◆ 現在の調査の状況
10月までに、調査Aの調査票を回収し、回答内容の電子化を行いました。現在、データのクリーニング(エラーデータのチェック、修正など)を行っています。
調査Aで食事調査表に回答いただいた方それぞれに、結果票をご用意しました。
調査Aで食事調査表に回答いただいた方を対象に、調査Bの調査票セット(調査B参加のお願い文書、調査Aでご回答いただいた食事調査票の結果票を同封)をご用意しました。
調査Bの調査票セットを、参加校・大学あてに発送いたしました。(11月16日)
◆ 今後の予定
12月上旬を目途に、調査Bの調査票を回収いたします。
調査Bでお答えいただいた食事調査票の結果票は、年度末を目途にお返しいたします。お待たせすることになり誠に恐縮ですが、どうかご容赦ください。
調査全体の結果の概要は、本年度末を目途に公表を予定しております。
「休校中の食事調査」にご協力いただいております皆さま、誠にありがとうございます。
東京栄養疫学勉強会事務局におきましても本調査の意義や重要性に共感し、広報などの形で協力をしております。
次回の勉強会(冬季会:2021年3月6日)でも進捗を報告いただける予定です。
今後も勉強会やホームページを通して「休校中の食事調査」の進捗等を報告させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
東京栄養疫学勉強会事務局 スタッフ
■ 「コロナ禍による休校時における家庭内の食事の変化に関する調査」関連ページへのリンク
〇 調査の主旨と概要(ページへのリンク)
調査の目的や調査用資料を掲示しております。調査にご協力いただける方は、まずこちらからご覧ください。
〇 よくあるご質問(FAQ;主に調査担当者向け(ページへのリンク)
調査担当者向けのFAQを掲示しております。
〇 調査関連のYouTube動画再生リスト(YouTubeへのリンク)
これまでに東京栄養疫学勉強会で実施しました調査関連の動画の再生リストです。
〇 東京大学大学院社会予防疫学研究室(ページへのリンク)
調査責任者の教室のホームページです。
本調査やBDHQの解説、参加者(保護者)向けのよくあるご質問(FAQ)やお問い合わせ先などが掲載されています。
(外部サイトへのリンクとなっております。)