『蟲~小学5年の悪夢』を再編しました。ストーリーは基本変わっていませんが、書き出しと終章を書き換えました。 自分の子供を連れて、久しぶりに母校の小学校に足を運ぶ。だが、校舎はまさに建て壊されようとしていた。主人公はふと、自分が体験した小学5年生のときの悪夢を思い出す。 それはよくある子供たちのいたずら心。しかし、そのいたずらが原因で、恐ろしい悪夢にうなされることになる。 少年の頃に誰もが抱えた事がある罪悪感。小さな虫の命を奪ったり、他人の敷地内に入り、いたずらになにかを持ち出してきてしまったり……そして気がつかないうちに、『闇の扉』を開いてしまう。 『悪夢』という『恐怖』と向き合う方法を綴った作品です