短編集です。 基本、SFか、ホラーか、或いはそんなようなものです。 週末、小学生の子供二人を連れて、公園で遊ばせているとき、パパは公園のベンチにすわり、じつはこんなことを妄想したりしてます。そこから見えるのどかな、とてもハッピーな風景とは裏腹に、僕の頭の中は、まるでどうかしてしまっている。 君たちが遊んでいる砂場の中に、きっと恐ろしいモンスターが潜んでいるに違いないし、この公園は夜になると、まったくちがう生き物が闇に潜み、蠢いているにちがいない そして、こんなのどかな時間が流れている別の場所では、きっと世界の終わりのカウントダウンが始まっているに違いない そんな、どこにでもある、他愛のない、妄想の断片を、集めてみました。