2)基本姿勢
平らなところで両足にボードを装着し正面を向き胸を張る
足首とヒザを曲げて腰を落とした姿勢を取る
腰を伸ばし、上半身、頭は地面に対して垂直になるよう意識する
体側面から見て頭、肩、腰を結んだラインがボードのセンターに近づくよう意識する
その姿勢を維持しつつ前足の上に腰(重心)を移動
後足のヒザを進行方向に少し捻るようにして太股の筋肉を緊張させる
そのまま両手を横に広げ、顔だけを進行方向に向ける
初心者の間はこの状態を滑走中でも常に維持するよう心がけて滑る
滑る時は必ず手をまっすぐ広げ、視線は進行方向の指先を見る
ターンする際はあまり上体を捻らず、進行方向+−15°程度の範囲でターンしたい方向に捻る
この時も必ず視線は指先越しに斜面を見る。この姿勢を取る事により下半身がサスペンションの働きをし、雪面からの振動を吸収し、上体が安定、少々バランスを崩してもリカバリー出来ます。
シッカリ前足に重心を置く事により素早く直滑降状態からターンに移れます。
上手くできない原因
足首が十分に曲げられていない
そのため腰を落とそうとするとお尻がボードのセンターから離れてしまう
バランスを取るために腰を曲げて胸は下を向いてしまっている。
そのため頭、肩、腰を結んだラインが板のセンターから外れ、下半身が十分にショックを吸収できない為、チョットの事でバランスを崩してしまう。
視線と進行方向がバラバラになっているため無理なボード操作をしている
恐怖心から後ろ足に重心が乗ってしまい、直滑降状態からターンに移行できずコントロール不能に陥っている