GDM 2014, Eilat, Israel (2014年9月9日~11日)

投稿日: 2014/09/13 8:23:32

イスラエルの紅海に面したリゾート地、EilatでGDM2014というWSに参加しました。Technion のGershon Elber先生のEUプロジェクトが主催です。もともと招待ベースの小さいWSでしたが、時期が時期だけに、キャンセルもありこじんまりとした集まりになりましたが、思いがけず大変刺激的でした。トリで、モデリングの大御所、Uta 大学の Riesenfeld教授が “Carpe Diem: Time to Reimagine CAD”と題して発表しました。‘Carpe Diem’は、ユダヤ教の教えでは、 「いつやるか? 今でしょ!」という意味のようです。CAD is structurally irreparably flawed. It cannot be fixed.” そして“R & R” “Remove & Replace” が必要だというのがメッセージです。端的にいえば、今のCADは設計プロセスを支援していない、作り直さないとだめ、ということです。3Dプリンタやマイクロストラクチャなどのための、新しいモデリングの研究開発も必要だ問うことで議論が盛り上がりました。

手前がTechnionのElber教授、後ろが、Wisconsin大学の Shapiro教授。