12.敵との遭遇 (Encounters)

行く手を遮ろうとするモンスターたちの存在がなければ、迷宮内の探索はかくも面白くならないでしょう。遭遇するモンスターは「友好的」または「非友好的」のどちらかになります。

友好的

非友好的

友好的だったとしても、モンスターは襲い掛かってくるかもしれません(その場合、魅力 [Charisma] の値が高いと、攻撃に移ってくるまでに時間がかかります)。だからモンスターと同じ部屋にあまり長時間いようとは思わないほうがいいでしょう。あなたのほうから非友好的に振舞えば、向こうも敵対姿勢を取ります。「友好的」状態だと、一部のスペルは使用できません。友好的なモンスターのいる部屋は、何もいないかのように通り過ぎてもいいでしょう。ボロボロになったまま街に生きて帰らねばならない時や、ダンジョンを降りていく途中に弱い敵との戦闘に煩わされたくない時などは、そうするのが得策です。

ときどき一体以上のモンスターがあなたの下僕になりたいと申し出てくることがあります。この時 "j" キーを押すと下僕になります。一度下僕になると、あなたと共に戦い、あなたの代わりに攻撃されたりするようになります。魅力 [Charisma] が高いと、モンスターが下僕になりやすく、また一緒にいてくれる時間も長くなります。あなたは他のキャラクターにするように、下僕を体力回復させたり生き返らせたりすることもできます。下僕はヒットポイントが「満杯」になっていないと、去っていく可能性が高まります。新しい下僕を迎えると、それまでいた下僕は去っていきます。

下僕のモンスターが死んだ場合、持ち運び可能であれば (ドラゴンを持ち運ぼうとしたことはありますか!?) その亡骸を自動的に持ち運びます。死亡した他のキャラクターをすでに持ち運んでいる場合は、モンスターの亡骸を持ち運ぶことはできません。死亡した他のキャラクターを拾い上げると、モンスターの亡骸は放棄されます。下僕の亡骸を運んでいるときに別の下僕が死んだ場合は、もっともヒットポイントのある下僕だけを運びます。

下僕として連れて行くことができるのは "j" キーで仲間にしたか、スペルで魅了/拘留するかしたモンスター1セットのみとなります。

迷宮の(3D表示の)左下には常に数字が出ていますが、これは同じ部屋にいる人の数です。死体がある場合は "+1" と表示されます (2体あれば "+2" )。