11.ダンジョン (The Dungeon)

楽しさはダンジョンからが始まります。ダンジョン内は部屋と通路に分かれています。ドアを開けて新たな部屋に飛び込むと、たいていモンスターのグループに出くわします。他の誰かがすでにその部屋を通り抜けた後だったら、モンスターたちはもう倒されているかもしれません。しかし、ダンジョンにはそのうち「新しい住人たち」がやってきます。だからダンジョンを降りていくとき何もいなかった部屋も、帰り道にはモンスターがいるかもしれません……。

ダンジョン内では、意地悪な罠といくつかの地形に出会うことでしょう:

stairs [階段] :

上がるか下がるか (驚き!)。下の階に降りる時は注意しましょう。なぜなら降りれば降りるほど、モンスターが手強くなるから……。

 Teleporter [テレポーター] :

あなたを別の場所に運びます。同じ階または別の階の特定の場所に繋がるものもあれば、同じ階のランダムな場所に飛ばすものもあります。、どこに出てくるかは試してみるまで分かりません。テレポートの呪文と異なり、岩の中に行ってしまうことはありません。

Sloping passages [坂道] :

坂道を見つけたら、それはダンジョンのより深い階層へと繋がる道を進んでいるということです。

Pits [落とし穴] :

落ちるとヒットポイントを消耗します。深い階層へ行くほど、落とし穴は危険なものになっていきます。浮遊 [Levitation] していれば、落とし穴を通り抜けることができます。ただし浮遊も稀には失敗することがあります。

Chute [シュート] :

基本的に落とし穴のようなものですが、下の階に落とされるという点が違います。シュートを登って元の階に戻ることはできません。シュートに落ちた時は、浮遊状態にない限りダメージを食らいます。

Darkness [暗闇] :

迷宮が見えなくなります。このエリアに入ったら、暗闇を歩き回りながら「感覚」で進むべき道を探るしかありません。

Rock [岩] :

硬い岩でできた区画です。特定の呪文(テレポートなど)を使った時だけ、その中に入ることができますが、あまり健康的な行為ではないというか、つまり死にます。そこから出るには、他のプレイヤーのスペルによって岩の中から召還してもらわなければなりません。

Revolving square [回転床] :

ランダムな方角に回転し、どっちを向いているのか分からなくさせます。常に特定の方角を向かせるタイプのものもあります。

Disorientation [解散] :

あなたに追随している全員が、追随状態解除 [untrack] されます。

Water [水] :

水中呼吸状態か浮遊状態になっていない限り、重いアイテムを装着していると溺れ死んでしまいます。水上にしか現れないタイプのモンスターもいます。

Extinguish squares [封魔] :

キャラクターにかけられた全ての呪文の効力が消滅します。ステータスドレイン耐性や防護などは解除されます。アイテムに秘められた特殊能力は解除されません。

Illusion [幻影] :

迷宮の一部には、一本道であるにもかかわらず、入りこむとまるで違った見え方をするところがあります。

Quicksand [流砂] :

これを見つけたら悪い報せです。浮遊していない限り、ヒットポイントを削られてアイテムを失う可能性があります。

上記のいくつかを組み合わせた場所もあります。

ダンジョン内の部屋には力場となっているところがあり、そこでは魔法の使用が許可されていません。アイテムに秘められた魔法は使えますが、スペルを唱えることはできません。

常に弱いモンスターだけ、または強いモンスターだけが出る部屋もあります。どこがそうなのか、経験しながら覚えていくようにしましょう。キャラクターの命は、それに左右されます。

全般に、ダンジョンの深い階層に潜るほど、迷宮は意地悪さを増していきます。もしテレポーターにひっかかっても落ち着いて、可能であれば助けを呼びましょう。それができない場合は、グラフ用紙に周囲の地図を書き、戻る道を探してみましょう。マッピングもまた冒険の一部です……。