09.スペルの種類 (Spell Types)

A - ダメージ:

このタイプのスペルは1体以上のモンスターのヒットポイントを削ります。

B - 即死:

このタイプのスペルはモンスターを即死させるか、何も起きないかのどちらかです。

C - 治療:

 スペル詠唱者自身、他のプレイヤー、下僕モンスター(いれば)を治療します ("What player" と表示されているときにF9 (DATA) キーを押すと、自分が対象になります)。

D - 以下のいずれか:

     1. 防御力+15%       

     2. ブレス耐性       

     3. 魔法耐性          

     4. ステータスドレイン耐性      

     5. 空中浮遊               

     6. 不可視           

     7. 不可視モンスターを見破る 

     8. 毒耐性

     9. 水中呼吸

    10. 麻痺耐性

    11. 毒

    12. 病気

    13. 石化または即死

    14. 麻痺

    15. 昏睡

本マニュアルのほかの箇所では、上記を「D11」と表記することで毒の治療を表したり, 「D4」でステータスドレイン耐性を表したりしています(詳細は「種族」の末尾【成長速度と特殊能力】にて)。

E - 魅了/拘留:

最大4体までのモンスターをあなたの仲間にします(詳細は「仲間」参照)。

F - 蘇生:

プレイヤーまたは仲間を生き返らせる。

レベルが上がるほど成功率は高くなります。プレイヤーによる蘇生は、霊安所 [morgue] での蘇生と異なり、蘇生者から体格値 (constitution) を奪うことはありません。

G - テレポート:

ダンジョン内を飛び回ります。

スペルによっては自分だけで同一階の移動しかできなかったり、多人数で最大3階移動できたりします。うっかり壁の中にテレポートすると自分も仲間のプレイヤーも死亡します。

H - 聖域:

スペル詠唱者とその仲間が、"set sanctuary" のスペルで設置した聖域に帰還します。

I - 壁の中を歩く:

目の前の壁に一時的な扉を作ります。硬い岩の中に歩み入ると死んでしまいます。

J - 聖域設置:

"sanctuary" のスペルで帰還する聖域を設置します。

K - 宝箱開錠:

魔法で施錠された宝箱を普通に開けられるようにします。罠はまだあるかもしれませんが。

L - 岩を探知:

目の前に壁があるとき、その向こうが岩なのかそうではないのか教えてくれます。マップを描くのに便利なほか、岩の中に行ってしまわないよう確認するために重要な能力です。

M - 深度:

 今ダンジョンの地下何階にいるのか教えてくれます。

    ダンジョンは地下15階の深さがあり、誰もがそのことを知っています。

N - 方角:

今どの方角を向いているのか教えてくれます。

O - 位置特定:

あるキャラクターが、「スペル詠唱者から見た相対位置で」どこにいるかを教えてくれます。

P - 霊体取得:

岩の中からキャラクターを取り出します。

呪文はすべて上記いずれかのカテゴリに属します。そのスペルで具体的に何が起きるかは、試しに使ってみるまで分かりません。使えるようになったばかりの呪文は、最初の頃あまり効果的ではないかもしれません。しかし(レベルアップで)自分が強くなるに従って、より強力になっていきます。

自分のスペルレベルより上級のスペルを唱えることもできなくはないですが、失敗したり、最悪の場合死に至ったりする可能性もあります。また上級スペルを唱えるには、十分なスペルポイントが必要です。自分が死んでしまう可能性があるスペルを使用するときは、その前に警告が出ます。