様々な言語活動や文化・文献に興味関心を持って向き合い、思考力や探究心を深めたり、人間の心情理解に努めたりしながら、それを実際の生活に活かしていこうとする生徒。
・言語文化を広く深く理解できるように、読解力を豊かにし、特に鑑賞力や批判力を伸張させ、その読解の範囲も、現代文と並んで古文や漢文にまで拡充させてほしい。
・現代の国語生活に対する適応や改善ができるように、いっそう的確に効果的にことばを使用しうる能力や態度を養ってほしい。
・ことばの理解や表現をよく意識して正確なものとするために、また現在および将来にも必要な国語の教養を高めるために、各種の言語知識を身につけさせたい。
目標
・日本語で多用されるオノマトペに注目し、その働きについて考える。
・詩を読み、詩を作ることで詩に親しむ。
期間
12月(全5コマ)
対象
1年生 全員
内容
1、①オノマトペについて、基本的な知識を得る。
②オノマトペに関して、詩人が書いた随想一編を読解する。
(小池昌代「蝉と日本語」)
2、①オノマトペが特徴的な詩4編(萩原朔太郎、中原中也、草野心平、谷川俊太郎)を読み、感想を書く。
②1の随想とはまた違う観点からオノマトペについて触れた詩の鑑賞文を読む。伊藤信吉『現代詩の鑑賞Ⅱ』抜粋)
3、オノマトペを使った詩を各自で創作し、Google Classroomを通して教員に提出する。
4、①クラスメイトの創作した詩を鑑賞する。
(教員が印刷して、冊子の形で配布したもの。)
②各自、担当する10編の詩について鑑賞文(感想文)を書き、Google Classroomを通して教員に提出する。
5、各自、自分の創作した詩の鑑賞文を受け取り、改めて自分の詩について考察する。
教材等
桐原書店『新 探究国語総合』
筑摩書房『鑑賞現代詩Ⅱ』 伊藤信吉
岩波書店『草野心平詩集』 草野心平
プリント資料
詩集冊子(1~4組の生徒が創作したもの)
成果
・実際に自分たちも詩を作ることになる、それをクラスメイトに鑑賞してもらうことになるということで、生徒たちの学習意欲が高められた。
・紙媒体ではなくデータの形で提出することで、生徒も創作しやすく、教員の方も生徒に作品を返しやすくなった。
・同じ生徒という立場の相手から多数の鑑賞文を受け取ることで、自分の作品の特徴を客観的に知ることが出来、またそれを受け入れやすくなった。
課題
・3コマ目と4コマ目で、紙媒体の場合ほどではないにせよ、教員がデータを取りまとめるのに時間がかかって授業が進められなくなり、生徒が 他の課題を行うことになった。
・紙媒体で生徒に作品を配布するのではなく、データの形ですぐに作品を 鑑賞できるようにして、より速やかに授業を進められるようにしていければと思う。しかし、生徒の中には作品に記名することを嫌がる子もおり、それにどう対応するかを考えていく必要もある。
目標
・登場人物の関係や心情を表現に即して読み、主題や設定の意図について主体的に考える。
・象徴的に描かれる事物や色彩表現に着眼し、作品を解釈する。
・学習者相互の対話を通して、作品の理解や自己の考えを深める。
期間
9月(全4コマ)
対象
2年生 全員
内容
〈先行実践〉
キリスト教で純潔を象徴する白百合を「女」の化身ととらえ、百年という時を超えて再会した「自分」と「女」の愛が、永遠で精神性を有するものであると認識させることを目標とする実践が多い。
〈本実践〉
「自分」と「女」の愛が成就したという結論に導くのではなく、生徒それぞれが本文の記述に基づいた根拠とともに、二人の愛が成就したか否かを判断できるようになることを目標にした。
二人の愛の成就について、班で話し合い、その後、肯定派と否定派に分かれて討論を行った。
以下は、その時に生徒から出た意見である。
成就したと考える根拠
・白百合と「女」の真っ白な頬、百合に落ちた露と「女」の涙を重ね合わせることで、百合は「女」の化身ととらえることができる。
・女を埋める場面のみ夜であり、「月の光」「星の破片」「真珠貝」など、夜を連想させる物が効果的に使われている。この夜空と「女」の真っ黒な瞳を重ね合わせることで、そこに瞬く暁の星が「女」の化身であるととらえることができる。
・「自分」は百合や暁の星を見たことで百年経っていたと気づいたため、「自分」は百合や暁の星を「女」の化身ととらえていると考えられる。
成就していないと考える根拠
・「女」の約束を「自分」が疑ったことをきっかけとして、それに答えるように、百合の青い茎が伸びてきた。したがって、百合が二人の愛の成就を象徴するとは考えにくい。
・イエス・キリストの墓に咲き出た白百合が「復活の象徴」とされること、「骨にこたえる(=全身に強く感じる)」ほどの匂いがする百合に接吻することなどから、百合は身体的表現と密接な関わりがあると読み取れる。また、「女」の黒い瞳を連想させる空から「女」の涙を思わせる露が落ちたことから、暁の星の瞬く天に「女」の精神があると考えられる。「自分」が「女」との約束を疑ったため、このような分裂した形での再会しか、なし得なかったのだと考える。
一人ひとりの学びを深める要素
自分の意見を班で共有し、その後クラス全体で討論するという段階を踏むことによって、自分の考えを深めていくことができた。最初は、自分の意見を持てなかった生徒も、他者のものの見方や感性に触れることで、次第に自分の意見を持てるようになった。
「第一夜」の授業後に、『夢十夜』全体を通して用いられている象徴的なものや色彩表現について確認した上で、それらのキーワードを用いた創作課題を課した。
教材等
〈教材〉
・夏目漱石『夏目漱石全集10巻』 筑摩書房 1996
〈参考文献〉
・五味淵高志・鈎治雄「夏目漱石『夢十夜』総合的解釈の試みー第一夜を中心にー」創価大学教育学論集第71号 2019
・植西浩一「『夢十夜』の教材研究ー第一夜の素材的研究を中心にー」広島女学院大学国際教養学部紀要第5号 2018
・関谷博「国語科教育法に向けて:教材研究2[高校編]漱石『夢十夜』:「第一夜」と「第六夜」の学習」藤女子大学国文学雑誌第97号 2017
・仁野平智明「文学的文章を教材とした読みの指導における〈見ること〉の意義:『夢十夜(第一夜)』を例に」日本語と日本文学第58号 2015
・戸田由美「漱石『夢十夜』考1:「第一夜」の示唆するもの」西南女学院大学紀要第15巻 2011
・生方智子「流出する鏡ー『夢十夜』「第一夜」におけるメタファーの機能ー」明治大学日本文学第23号 1995
成果
「百年待っていてください」と言った「女」が百合や暁の星に生まれ変わったと考えた場合、「自分」と「女」は再会し、その愛が成就したととらえることができるが、「自分」が逢いたかったであろう、昔の姿のままの「女」には再会できなかったことで、二人の愛は成就していないと考える余地があることに気づくことができた。
授業を通して、文学作品の多様な読みの観点に気づき、そこから自ら選択して読む力を身につけることに繋がったと考えている。
課題
Googleクラスルームで創作課題を配布し、GoogleドキュメントかWordでの提出を求めたが、指定の形式で提出できない生徒が多かった。
授業で、ICT機器やアプリケーションを用いることが増えてきたが、教員も生徒もそれらの利用方法を十分に知らないまま使っていることが多いので、定期的に学んでいく必要があると実感した。
今後の展望
授業で扱った筆者の他の作品などを授業中に紹介すると多くの生徒が興味を持ってくれるが、インターネットで見られる範囲のものにしか手を伸ばしてくれないので、普段の読書に導けるようにしたいと考えている。
目標
・入学後、休校措置のために登校できない期間も、学ぶ姿勢を保ち続ける。
・漢文学習の導入として、返り点のルールと書き下し文の作り方を習得する。
期間
5月(全4コマ)
対象
1年生 全員
内容
全4コマの授業で、漢文の基礎学習が終えられるように、授業を構成した。
1コマ目:返り点のルール
漢文授業の入門として、自学自習できるレベルの課題を与えた。そして、課題をWeb上で提出してもらい、授業者が添削したうえでWeb上で返却を行った。質問なども全てWeb上で対応しながら、以下のように学習を進めさせた。
①返り点の基本的なルールを、テキストを用いて確認する。
②問題集を用いて、問題演習をする。
③解答を書き込んだページを写真撮影して、授業者に画像送付する。
④誤った箇所やヒントが書き込まれた画像が、各生徒に返却される。各生徒 は、そのヒント等を活用しながら、全問正解するまで再提出を繰り返す。
2コマ目:漢文を読むための手順、返り点、書き下し文の基本
3コマ目:置き字、助字、会話文・引用文
4コマ目:再読文字
2~4コマ目は、家庭学習でも集中力がもつように、短時間の講義動画と問題演習、チェックテストを組み合わせて授業を構成した。なお、前授業で多かった誤りや生徒からの質問について、各講義動画のはじめに説明を入れた。各授業の流れは以下のとおりである。
①Google Classroom 上で、本日の課題・流れを確認する。
②「漢文の基礎」講義動画(約10分)を視聴する。動画視聴が困難な場合は、 添付のスライド資料を確認する。
③問題集で演習をし、Google Classroom上に提示された解答・解説を用いて自 己採点する。疑問点等はメールやコメント機能で授業担当者に投げかける。
④Google Forms上でチェックテストを受け、自動採点の後に表示される解答・ 解説を見て、本日の学習内容とその理解度を確認する。
一人ひとりの学びを深める要素
初回に一人ずつ丁寧にコメントしながら添削したことで、まだ顔を合わせたことすらないけれど、授業に頑張って取り組もうという意欲を持ってもらえたようである(生徒のコメントより)。
また、講義内容を動画にしたことで、繰り返し見直すことができ、自分のペースで学習を進めることができた。Web上のチェックテストでは、解答直後に採点結果が表示されて解答・解説を見ることができるため、自分の誤りをすぐに確認して学習を定着させることができた。
教材等
・尚文出版『必携 新明説漢文』『基本練習ノート』
・講義動画(パワーポイントのプレゼンに授業者の音声説明を加えたもの、視 聴環境に合わせて視聴できるように高画質・低画質の動画を用意)
・スライド資料
・チェックテスト(Google Formsで作成)
成果
新年度が始まっても対面授業をすることができず、Web授業による幕開けとなった。1回の授業内容をかなりコンパクトに収めて進めていったが、対面授業3コマ分でやる内容を、休校期間中の1ヶ月間で学習できたので、学校再開後に焦ることなく、例年と同じ進度で授業を進めることができた。
課題
・1コマ目の課題添削について、ICT機器の画面上にタブレットペンで書き込みしながら作業したため、添削作業に非常に時間がかかった。手書きでないと添削指導ができない単元ではあるが、Web授業ならば、ICT機器の利点を有効活用できる課題にすべきであった(課題を出した時点では、その課題回収時には学校が再開して紙媒体で提出させられる予定だったので、Webで添削することを計画していなかった)。
・講義動画を提供する際、生徒が視聴の間によそ見しないよう、Googleドライブに保存した動画をGoogle Classroomを通じて視聴させた。You Tube動画と異なって広告表示等がないために学習中に興味が逸れないのは利点であるが、倍速機能がついていないので理解が早い生徒には視聴がやや辛かったようである。生徒がよそ見することは十分予想されるが、倍速機能がついているプラットフォーム下で動画提供することを検討すべきであった。
今後の展望
コロナ禍のもとで、否応なしにWebを利用した授業を展開する機会が与えられ、そのための環境も少しずつ整備されていった年度であった。今後のBYAD導入に向けて、ICT機器をどのように活用することが国語教育にとって望ましいのか……研鑽を積み重ねていきたい。
目標
・国語表現では、生徒が書いた小論文は、教員が添削してきた。今回初めて添削する側にまわることで、どういう文章を書いたら得点につながるのかを意識させる。
・相互添削とルーブリック評価を組み合わせることで、相互評価のデメリットである「評価のブレ」を克服し、生徒間においても、明確かつ公正な評価を行う。
期間
全3時間中の第3時
対象
3年生国語表現選択者
内容
・全3時間で「統計資料型小論文」の学習を行った。そのうち第3時の「相互添削」が今回の実践である。
・第1時…「統計資料型小論文」という形式について知り、統計資料を読み取る練習を行う。
・第2時…統計資料型小論文を書く。
・第3時…書いた小論文の相互評価を行う。
〇氏名を隠した小論文のコピーに、「相互評価シート」をホチキスで添付する。
〇複数の人間(最大6人)が1人の作品を評価できる。
〇評価者は記名する。
〇添削の際は、全員にルーブリックを配布し、評価シートのA・B・CとルーブリックのA・B・Cを対応させて評価するよう指示した。(本来、ルーブリック表は小論文を書く前に配るのが用途として適切であろう。しかし、普段通り書いた上での、相互添削における気付きを際立たせるために、今回はあえて添削の際に提示した。)
〇コメント欄には、必ず、いい点と改善点の両方を書くように指示した。
〇その後、教員が評価をして、相互評価シートをつけて、執筆した本人に返却している。
一人ひとりの学びを深める要素
・全員が複数人の添削をし、また添削される形式である。
・ルーブリックを用いて添削してみることで、評価基準=点数に繋がる要素を認識できる。今後の小論文を書く際の技術力向上が期待できる。
教材等
《教材》
第一学習社「特化型小論文チャレンジノート」
自主プリント
《参考文献》
近藤裕子「多因子からなる小論文評価ルーブリック作成の試み」『山梨学院生涯学習センター紀要』第23号,79‐91(2019)
見尾久美恵「小論文指導における定量的成績評価と課題に対する学生の評価との間の相関分析」『川崎医療短期大学紀要』 36号:1~8(2016)
成果
・「相互添削」について、生徒にアンケートを実施した。
〇質問「他の人の小論文を評価して(添削する側を体験して)今後自分が小論文を書くときに活かそうと思ったことがあったか」
→96.3%が「あった」と解答した。
→具体的にどう活かせるかについて、「他人の文を見ることで自分の文が客観的にみられるようになった」や「考えや指摘を明確にすることで、読みやすさが格段に上がるなと感じたので、あまりこねくり回しすぎず、シンプルにまとめることを意識すべきだと思った」などの意見があった。
〇質問「他の人に評価されることで、教員に評価されるときと異なる気付きはあったか」
→85.2%が「あった」と解答した。
→具体的には「生徒は先生方と違い、採点する機会が少ないため、いざ採点するすると、自分のとても細かい表現のミスなどを指摘してくれたから」「いつもより細かかった」など、添削の細かさや視点の違いに対する指摘が目立った。
〇質問「相互添削をまたしてみたいか」
→92.6%が「また相互添削をしてみたい」と解答した。
・このように、「相互評価」については、肯定的評価が多かった。39名の添削を一人の教員がするには限界がある。普段の添削のコメントも、多くて5行程度しか書けていないのが実情だ。相互添削においてきめ細やかな指導が可能となるのは、大きなメリットだ。一方で、否定的な意見としては、「同世代の意見は受け入れられないから、教員に添削されたい」というものだった。否定的意見はあるものの、「添削者の立場に立つ」ことで、「評価の高い文章がどのような文章か」を客観視するというねらいは、おおむね達成できているように思う。
・ルーブリックを用いたことの目的は生徒間、生徒教員間の評価のブレを少なくすることであった。結果、相互添削後の教員による添削とそれほど乖離した点数は見られなかったと感じた。本来はこれについてもデータを取るべきであった。今後の課題としたい。ルーブリックという評価基準を生徒に持たせたことで、生徒たちは「何が評価されているか」を、採点者と同様の視点から見ることができたと考える。アンケートにおいて「文章への批判の視点が増えた」という感想を見ることができたのも、評価基準を明示したからだと思う。
課題
・上述のアンケートにおいて、ルーブリック表について自由記述の意見を求めた。その中の否定的意見を挙げたい。
〇「一部だけ書き方が良くないことで大きく減点になってしまうと全体はいいのに点数が高くなくなってしまった。」
〇「点数はつけづらかったので、文章だけが良いです。」
・一部の書き方が悪いと大幅減点になってしまうことも、小論文ではあるだろう。それ自体は問題ないのだが、なるべく簡単に評価できるルーブリック表を目指したがために、これを基準にすると、ほとんどの生徒が同じような点数になってしまったのも事実だ。これが「つけづらかった」という感想が示すものなのかもしれない。
今後の展望
・課題を踏まえ、より生徒の実態を把握したうえで、評価基準は再考すべきだと感じた。
・また、アンケートの中で、「(添削する際に)字で書いた人がわかってしまうのが残念」という意見もあった。今後、一人一端末(BYAD)が導入される中で、小論文をドキュメントで提出するようになれば、より匿名性が保たれた状態で、相互添削が可能になるだろう。添削とその点数化も、GSuiteの機能を使えば、より簡単でわかりやすくなるかもしれない。
・ただし、入試が手書きで行われている以上、手書きでの練習も必要になるというジレンマは抱えることになる。
・国語は、授業でのICTの活用(特にキーボード付きの端末の活用)が難しいように感じていた。しかし、こうした小論文指導等においては、使い方次第で学習効果が上がることが期待できるだろう。
授業概要
今回の学習指導要領改訂によって、高校の国語は大きく改変されるということで、数年前から話題となっています。その中で国語表現は、唯一科目名自体の変更はありませんが、その内容については、やはり大きく改変がなされています。
今回はその中で、新学習指導要領の「目標」の部分に新たに付け加えられた項目である「(1)実社会に必要な国語の知識や技能を身に付けるようにする」と、「(2)論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、実社会における他者との多様な関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする」に注目し、自分の会社員経験もふまえた上で、実用的な論理や表現に関わる基本的な理論・技法に関する学習を単元として構想・実践しました。また同時に、そこに課題解決や多角的な視点からものを考えられる要素を組み込み、一人ひとりの深い学びにつなげる試みもしました。
現時点までの実践
新年度を迎えてから、休校中に全12シリーズ(動画としては10回)で『論理と表現の理論』と題した学習教材を使用しました。教材は『論理トレーニング』(産業図書)や『論理的思考の技法Ⅰ・Ⅱ』(法学書院)等の学生向けの論理を扱う書籍と、その他ビジネス系のジャンルで論理や言語表現などについて扱っている書籍を参考に設計しました。
休校中はプリントとその解説を行った動画をGoogle Classroomにアップロードし、定期的に視聴するという形で単元を進めました。また、授業再開後はプリントの練習問題の解説と内容の軽い復習をし、その後、一定のテーマに沿って自分の意見を書くという形でアウトプットの実践をしました。なお、現在、実社会では日本語も横書きが主流になっており、また入試でも国語において横書きで解答を作成するものも見られるようになってきていることから、横書きで自分の意見を述べるという課題も使用しました。