本校の課題研究は、SSH指定以前から災害科学科を中心とし、自然災害を科学的な知見から研究することを目標に実施してきました。現在は普通科でも実施しています。
1学年で思考プロセスの習得のための講義・ワークショップ、研究プロセス試行として巡検やプチ課題研究を実施します。2学年で実際に研究がスタートします。災害科学科は災害について,普通科は自由度のあるテーマ設定によってチームで研究しています。科学的な知見にたった研究、文系科目においてもデータ分析をすること等、調べ学習で終わらない工夫をしています。卒業生の中には課題研究の時間を「自分の知りたいことを研究できる長い休み時間」と呼ぶ生徒もいます。
本校では各学年で「育みたい力」を3つずつ設定しています。さらに、研究の礎である「好奇心」、課題に対してチームで取り組むための「協働力・コミュニケーション能力」、情報収集・分析に必要な「ICT(情報活用能力)」を研究の「三本柱」を位置づけ、それらの掛け算によって課題研究を進めています。
さらに本校の強みである地域の学習資源(地理的・人的)をフルに活用するため、各課題研究チームが独自に研究機関や役場、地元企業等に連絡をとって指導助言をいただいています。
下記は2学年課題研究の一覧です。先行研究としてポスターや要旨集をご覧になりたい場合には、本校までご連絡下さい。