【目標】
・「柱となるコンピテンシー」を中心に,各教科・探究活動・特別活動等の全ての教育活動を有機的に結び付けることで,教科特性の壁を越え,各教科の得意分野を活かして様々な視点からコンピテンシーの育成を行うカリキュラム・マネジメントを確立するとともに,授業改善を実践する。
・生徒自身が教科等横断的に身に付ける力(コンピテンシー)を認識できるようにし,多角的な視点や科学的な見方・考え方を働かせ,各教科で育成された知識・技能を実生活や教科等横断的に様々な場面で活用することができる力を育成する。
【仮説】
柱となるコンピテンシーベースの授業改善,カリキュラム・マネジメントは,全ての教育活動を有機的に結び付け,多角的な視点で物事を捉え,体系的に身に付けたコンピテンシーを融合・活用・応用する力の育成につながる。
【概要】
・ 柱となるコンピテンシー育成の視点で,各教科の単元や特別活動,課外活動等を見直し,コンピテンシーベースで各取組をつなげることによって,教科特性の壁を越え,有機的なカリキュラムの接続が可能になる。
・ 同じコンピテンシーに対しても教科特性を活かした,幅広い分野・視点からの育成が可能になり,生徒に幅広い分野から俯瞰し,多角的に分析する能力が育成できる。
・ 生徒が各教科の単元で何のコンピテンシーを伸ばしているのか認識でき,探究活動や体験的な学びにおいて,その能力を様々な視点からスムーズに引き出すことができるようになる。
・ 課外活動も含めた教育活動を通して,コンピテンシーの育成を目指すことで,全教員・全教育活動を通して本事業の達成を実現する組織作りがより強固になる。
【内容】
(1)柱となるコンピテンシーを軸にしたカリキュラム・マネジメント
① 柱となるコンピテンシー育成の視点で,各教科の単元や特別活動,課外活動等を見直し,コンピテンシーベースで各取組をつなげることによって,教科特性の壁を越え,有機的なカリキュラムの接続が可能になる。
② 同じコンピテンシーに対しても教科特性を活かした,幅広い分野・視点からの育成が可能になり,生徒に幅広い分野から俯瞰し,多角的に分析する能力が育成できる。
③ 生徒が各教科の単元で何のコンピテンシーを伸ばしているのか認識でき,探究活動や体験的な学びにおいて,その能力を様々な視点からスムーズに引き出すことができるようになる。
④ 課外活動も含めた教育活動を通して,コンピテンシーの育成を目指すことで,全教員・全教育活動を通して本事業の達成を実現する組織作りがより強固になる。
(2)学校設定科目
気候変動や自然災害等を題材にして、様々な授業を展開。特に本校全生徒が学ぶ「情報と災害」、「くらしと安全A」がある。「くらしと安全A」は家庭基礎と保健の合科科目であり、例えば「避難」というキーワードに対して、避難所運営、災害食、災害弱者への理解、救急救命等、様々な視点からアプローチしている。