投稿日: Nov 07, 2010 4:24:17 AM
保護者の皆さん、子供の頃に読書なさってましたか?
恥ずかしながら小生、殆ど読書の記憶がありません。これでは子供にとても「読みなさい」と言えるような立場では無いのですが、まあ親は自分のして来なかったことを子供に求めるものですから仕方ありませんよね。
ただ、数少ない読書の記憶の中で、子供心に「将来サイエンスの道に進む」ことを真剣に考えさせてくれた本との出会いがあったのははっきりと覚えています。それは科学のシリーズもので、数学や物理などの原理はもちろん、歴史を含めた背景なども子供にもわかり易く説明してくれていました。とはいえ内容が小学生レベルかと言えばそうではなく、後に高校の授業で習い「ああ、これはあの本にあったあの話」と思い出すようなことが何度もあり、かなり高いレベルのものだったと思うのですが、やはり説明が上手いと難しいことでも子供はきちんと理解できるものなのですね(親としては痛いところをつかれるような...)。
もう一度読んでみたいなあ、とかなり以前からいろいろ図書館や小学校を訪ねた際に探したりしてはいるのですが、未だ再会を果たせていないのです。というのも、実はシリーズ名や本のタイトルが思い出せないんです...確か、数学に関する一冊が「ピタゴラスから電子計算機まで」と言う名前だった気がするのですが、それ以外はおぼろげな本のデザインの記憶のみというわけで。皆さん(特に理系の方)、何か情報をお持ちでないですか?
ちなみに現在の私ですが、こちらにいるせいか日本の本はかなり読むようになりました。子供の借りてきた補習校の本も子供より先に読んでいます。火の鳥シリーズの伝記物は殆ど読みましたし、「チーム○○」や「いちご」のフィクションシリーズは、子供心を思い出しつつ楽しく読んでいます(これが昔だったら読書シールがたくさんもらえたのに、と悔しがりつつ)。まあ、これで一応、子供に顔向けできるわけですが、いずれにせよ、彼らには数は読めずとも印象に残る本に巡り会ってもらえるとよいなあ、と願っています。