投稿日: Feb 01, 2011 7:7:27 PM
こんにちは。今日は犬の本について紹介したいと思います。
私の大好きだけどちょっと苦手な本について。
なぜ苦手?それは、最後は何時も泣いてしまうからなのです。
実家の老犬プータンの事を重ねて考えてしまうのですね。
その本とは、国語の教科書にも使われている”ずーっと、ずっと、だいすきだよ”です。
ここでプータンの話を少し。ある12月の寒い夜の事、彼は捨てられていたんです。
”僕、お小遣いいらないからこの犬を助けて”と心優しい近所の男の子に助けられ、
その家族からうちが引き取ることになり、プータンは我が家にやって来ました。
大人5人に囲まれて育ったので、優しくて穏やかで私達にとって癒しそのものでした。
何犬なのかも分からず、誕生日も分からない犬でしたが大切に育てました。
その彼が昨年12月19歳で亡くなりました。
19年前、あの寒い夜に凍死してもおかしくなかった命が優しさを繋いで19年生きたのです。
私の家族はこの本の主人公の男の子と同様に何時もプータンに”大好きだよ”って
言ってあげていたから、亡くなった悲しみは大きかったけど私達の思いはちゃんと通じている
と言う実感を得る事が出来ました。
私達日本人は好きだとか大切に思っている事をなかなか口に出して言えない所がありますが、
言わなくては伝わらない事ってあるんですよね。
この本は言葉で伝える大切さを教えてくれています。
もうすぐ、バレンタインズデーです。チョコレートばかりに気を取られず、
普段なかなか言えない思いを御主人や奥様、子供たち、遠く離れている両親
そしてペットに伝える良いチャンスです。
”I'll always love you ずーっと、ずっと、だいすきだよ”って。