投稿日: Apr 19, 2016 4:21:58 AM
日本読書学会の『読書科学』第58巻第1号に東京大学の秋田先生,信州大学の藤森先生,八木先生と一緒に取り組んだ「子どもの頃の読書が成人の意識・意欲・行動に与える影響-世代間差に注目してー」が掲載されました。全国5,000人規模の調査データの分析から,子どもの頃の読書の充実が成人になってからの意識・意欲・行動によい影響を与えていることを明らかにしました。学校や家庭,地域において進められる読書教育が,短期的な子どもの変化を促すだけでなく,その子どもが成人となってからの自分の生活や行動に対する満足度を高めるということが示唆されます。