attackofthemutantcamels

Attack of the Mutant Camels

地球を侵略するミュータントラクダをやっつけろ!

エイリアンが改造ラクダを地球侵略の尖兵として送り込んできた!小さな宇宙船に乗り込み、ミュータントラクダを撃退せよ!ラマソフトの原点の一つ。ミュータントラクダとの死闘を繰り広げろ!

ダウンロードはLlamasoft公式ページから。 "AMC"(=Attack of the Mutant Camels)として掲載。プレイには別途Commodore64エミュレータ(VICEなど)、Atari 800エミュレータが必要。

Commodore64版

Atari 800版

タイトル画面での設定変更(Commodore64版)

F1 : 1人用ゲーム、2人用ゲームの選択(一本のジョイスティックで交代でプレイ)

F3 : 難易度レベルの選択。1から31まで。

F5 : 衝突オプションの変更(衝突をONにするとラクダに当たると即ミスになる)

難易度レベルがあがると、以下のゲームパラメータが変更される:

    • ラクダの歩行スピード

    • ラクダの弾の精度

    • 通常弾と凶悪弾の割合

    • ラクダの弾の発射速度

    • ハイパーワープ時のロケット速度

基本操作

移動:ジョイスティックを上や下に入れると船は上下に動く。向いている方向にスティックを入力すると加速、反対方向に入力すると反転する。

弾の発射: 発射ボタンで反物質キャノンを撃ちだす。ボタンを押し続けると連射。ラクダとの距離が遠いと弾の威力が落ちる。ラクダに近づくほど連射速度が上がり、弾の威力もあがるが、ラクダに弾を跳ね返されるリスクが生じる。

ラクダが吐き出す弾を移動で避けつつ、反物質キャノンを打ち込んで倒す。ラクダが右端まで到達すると基地に侵入されたことになり、自爆させられることになる。

スキャナに表示されているラクダをすべて倒すと、ハイパーワープモードになって次の面に進む。ワープ時には、障害物のロケットを上下移動で避ける必要がある。

ラクダの特徴

ラクダはニュートリウムシールドを装備している。反物質キャノンを何度も打ち込むことでシールドが弱って色が変化し、最後には点滅して破壊される。

ラクダは2種類の弾を吐き出してくる。どちらもプレイヤーを狙ってホーミングする。通常弾なら4発まで自機が耐えられる。ノイズを出す凶悪弾はホーミング精度が通常より高い上に、1発でも当たるとミスになる。耳をすまして凶悪弾の存在に気をつけ、集中して避けよう。

スコア

1発ラクダに攻撃があたると1点。ラクダを倒したボーナスは、100点から1匹ずつ倍になっていく。ただし、面をクリアするか、自機がミスするとまた100点に戻る。死なずにラクダを連続して倒していくのがハイスコアの鍵だ。

うまいプレイヤーの合格点は60000点。10万点を超えるとすごいプレイヤーの仲間入りだ!

デザインノート

コモドール64向けに作った最初のゲームだ。 GRIDRUNNERの方が先に発売されたが、一番最初に取りかかったのはこのAMCで、GRIDRUNNERのために開発を中断したあと、また戻って完成させた。 ラクダみたいにも見える、巨大な不格好なロボット戦車がいるスターウォーズ系のゲームからアイデアの多くが由来していることを認めねばならない。 ラクダについては長年の思い入れがあったから、このゲームを見たときに、巨大ラクダがいるゲームを作る言い訳になると思ったんだ。 ラクダは4つのスプライトが連結されたもので、BASICでいじりまわしていたのを除けば、自分にとってのはじめてのスプライトだった。

スクロールが今の基準で見るとがたがただが、許してほしい。当時はスクロールレジスタの場所すら知らなかったんだ! 正直いって、ラクダのグラフィックはラクダの着ぐるみを着た2人のふとっちょ人間に見えるが、実際のラクダをそれほどまで研究してはいなかったんだ… それとラクダのおしりが画面の左端で見えなくなってしまっているけれど、これはイギリスのマシンとはスプライトの動作が微妙に違うアメリカの初期のスタンダードモデルで開発していたのが理由だ。