基本情報
2008年にオーガニックコットンを扱う方が配布していたタネをいただきました。
翌年から栽培を始め、以降、立派な木に生った緑の濃い繊維のついた綿から採った種を播き続けています。
緑綿の起源について何人かの方からイベントなどの最中に質問を受けたことがあり、検索したところ、このような記事が見つかりました。以前は無かったと思うので、ここ数年でできたページかと。
茶綿が世界のあちこちで栽培されていたのと同じように、緑を含む変異したいろんな色の綿が栽培されていた可能性もあるよね、という方もいて、私もそう思います。
「緑綿」「Green Cotton」というのは通称で、実際の繊維の色は黄緑、薄い緑、薄いカーキに見えるものが殆どです。緑綿のタネからできる様々な色合いの綿についての記事「緑綿ばらえてぃ」もどうぞご覧ください。
茶綿と比べると小さく見えますが、繊維のコシが弱いためもあるかもしれません。
繊維は長いところで約25mmほど。
つやがあり、柔らかな繊維です。コシは弱めで、つぶれやすいと思います。
実一つは3~5室に分かれていて、一室に一房、一房に5~9つ程度のタネが含まれています。
栽培を始めてから約5~6年経った頃、緑綿の畝に、赤い花でない花が咲いているのに気づきました。
茶綿でも混ざってしまったのかなと思ったのですが、開いた実は緑。茶でもカーキでもなく。
次の年からは印をつけ、畝を分けて栽培・収穫を続けてきました。
双葉は和綿より若干大きめ。でもこれも単なる個体差かもしれません。
赤木の双葉は葉も茎も少し赤みがかっていますが、緑木は全体的に緑の葉。
本葉1枚目は切れ込みがない楕円形で、その後の数枚は、切れ込みのはっきりしない葉がでてきます。
ちなみに「赤花」「白花」とか「赤木」「緑木」は、私が勝手に区別のために使っている言葉。一般的かどうかは不明です。
木の幹、枝、花のガクなどの赤味具合もバラつきがあるが、花は明らかに違います。
赤木には赤みの花、緑木は茶綿や赤茶棉と同じ薄いクリーム色。どちらも形状はほぼ同じで花びらは5枚。
ガクに見えるものは3枚、実は4室又は5室。5室の実はあまりならず、立派に育った木の初期に出現する傾向があります。
開花後の花はやはり赤味を帯びてしぼむので、しぼんだ花だけを見ていると気づきにくいかも。
赤木の花は、赤紫色っぽい色ですが、赤と白の面積は様々です。ただ、どれも花の中心・花びらの付け根は白。
さまざまな緑綿の花を集めた動画です。
緑綿の過去ブログ記事
https://wataitoya3.hateblo.jp/entry/2019/12/greentree-redtree/
和綿の実より丸みがあり、ツルツルしています。赤みがかった木の緑綿は、苞も実の殻も赤みがかってきます。
開いた実の繊維は外側より内側の方がより緑が濃く見え、房の先端より付け根のほうが濃く見えます。
元々そのように成るのか、空気や日光にさらされた反応の結果なのか、繊維の密度の差で錯覚するだけなのか、正確なところは判りません。
緑綿の色の変化についてお伝えしている動画です。
緑綿に混ざってる黒いつぶつぶ、小さな長細いモノは、タネの一部・破片ではないかと思います。
タネの尖った先に黒いとげのようなものがついていて、ちょっといじるとポロっと折れる、というか、落ちるのです。
この黒いモノは綿繰りをした後に見つかることが多く、実綿の状態の時にはあまり見た覚えがありません。
一方で、和綿のつぶつぶは実綿の状態のときから混ざっているのを見かけます→和綿の粒々ページへ