WAGR症候群の子供は、視覚障害や知的障害、さまざまな健康上の問題を抱えていることがよくあります。その結果、同年齢の子ども達と同じ時期には、ハイハイしたり、歩いたり、話したりしないこともあります。
非常に幼い子供たちには早期療育が有効です。援助を受けない場合よりも早く、これらの発達段階の指標を達成するのに役立ちます。
学齢期の子供たちは、彼らの特別なニーズに合わせた特別支援教育の恩恵を受けます。教室の環境調整や教え方・教材の工夫は、WAGR症候群の生徒の学びの助けになります。
IWSA 教員のためのアドバイスシートは、WAGR症候群の生徒がもっている可能性のある課題 に対処するための実践的なアドバイスを提供するためにつくられました。一般的な課題は次のとおりです。
・視覚障害
・学習困難
・知的障害
・聴覚処理障害
・言語の問題
・感覚処理障害
・聴覚障害
・行動障害または精神障害
・健康上の問題
IWSA 教員のためのアドバイスシートは、子供が最良かつ最も適切な教室での指導を受けられるようにするのに役立ちます。
教室の環境調整
このサイトには、視覚障害のある生徒のための教室の環境調整に役立つ情報とヒントが提供されています
→こちら(英語のサイトです)
サポートチームのためのガイド
このサイトでは、視覚障害のある生徒をサポートするチームに役立つ情報がまとめられています
→こちら(英語のサイトです)
教室でのヒント
小児がんと診断されると教育環境を整えることが難しいことがあります。アレックスレモネードスタンドファンデーション(ALSF)は、これを解決するのに役立つ情報を提供しています →こちら(英語のサイトです)
無料のスクールガイド
ALSFスクールガイド;小児がんの子どもたちやそのご家族をサポートする情報が無料で提供されています。学校向けに簡潔で実践的なものがまとめられています。 →こちら(英語のサイトです)
特別支援教育ファイルを作る
先生との面談がもっと有意義なものであってほしいと思いますか?
お子さんの先生とのミーティングがもっと生産的になりたいですか?特別支援教育ファイルを作ると、保護者が情報を整理し、面談をより充実させるために役立ちます。このサイトには、あなたとお子さんの担任の先生が素晴らしいチームになるのに役立つチェックリストと資料がまとめられています。
→こちら(英語のサイトです)
学校の面談での緊張を和らげる
特別支援教育のための面談の場で、保護者や教師はフラストレーションを感じやすく、また保護者は重要なことを見失って適切な反応ができない、ということがよくあります。このサイトには、このような緊張を和らげるヒントがあります。保護者にも先生方にも役立ちます!
→こちら(英語のサイトです)
このページは、International WAGR Syndrome Association(IWSA)の許可を得て、IWSAのweb siteの記事を翻訳・転載したものです
Translated by Madoka Hasegawa, October 2020