コマ撮り動画を作ろう
コマ撮り動画とは、1コマ1コマ静止画を撮影し、つなげて作った動画のことです。タイムラプス撮影で使う画像解析ソフト「ImageJ」を使えば、だれでもコマ撮り動画を作ることができます。
大学院の授業や3年生のゼミでは、ImageJによるデータ解析に加えて、動画の作成と発表会を行っています。
大山山麓を登る雲(村田作)。
デジカメのインターバル撮影機能で1分間隔で撮影しました。動画は10コマを1秒で再生しています(動画の1秒が10分に対応)。
ケーキを食べるカニ(生命科学コース3年生R.Fさん作)
カニはもちろん模型です。カメラの配置が難しいですが、ケーキは2回使えないので1回で成功させたそうです。発想も手間も素晴らしいと思います。
※ web掲載用に画素数を下げました。
動画作成の流れは以下の通りです。
1. ImageJをダウンロードサイト(https://imagej.net/ij/download.html)よりダウンロードする。
2. 画像(写真)を撮影し、ファイル名に連番の数字をつける(例 Image001, Image002, Image003, .......)。通常は連続撮影すれば自動的に連番の数字がつく。
3. ImageJを起動し、連番の写真をImportメニューで読み込む(Importメニューの中のImage sequence...を用いる)。
4. 写真が動画として読み込まれるので、適宜、画面の部分切り出しや余分なコマの削除を行う。
5. 再生速度の調整を行う。Imageメニュー内の奥にあるAnimation Options...で設定画面に入る。
6. AVI形式かGIF形式で保存する。AVI形式の動画は動画編集ソフトで編集したり、YouTubeへのアップロードに使う。GIF形式の動画はwebページの貼り付けができる。
詳細(PDF)