NAGANO SDGs PROJECT で作成した「気候変動学習ムービー」を使って、授業を行いました。
出演 国立環境研究所 地球環境センター副センター長 江守 正多 さん
・前半 0分~15分44秒 「世界」の気候変動について
・後半 15分44秒~39分20秒 長野県特有の気象変動
(28分44秒)「CO2排出量をどれだけ減らせばよいか?」
A:これ以上増やさない B:半分にする C:ゼロにする
3択の質問でいったん動画を止め、手を挙げて答えててもらい、実態把握をしました。
動画はこちら → <NAGANO SDGs PROJECTのHP> 「気候変動 学習ムービー」をYoutubeで公開しました NAGANO SDGs PROJECT
お勧めポイント
・中学校の授業にぴったりの50分サイズ
約40分見て、感想を書く時間を確保してあるというのが嬉しいですね。しかも、展開が速くて飽きません。(実は後半も「私達にできることは?」という大切なテーマがありますから、実際には3部構成と言ってもいいと思います。)
・落とし所がはっきりしている
何が起こっていて(事実認識)なにが問題で(価値認識)どのようなターゲットのために(CO2削減のための標的)どのように解決するか(内面:価値観の変容 外面:具体的な行動)がわかりやすく順番に並んでいます。
・他教科とのクロスカリキュラムが狙える
地球温暖化を素材にした理科や社会はもちろん、数学の「箱ひげ図」や「データの活用」、技術・家庭などにも登場する場面です。この動画を基に教科学習を統合したり、精緻化したりすることが期待できます。
・中学生の気持ちにそって共感的に終わることができる
「わかってる。でも何したらいいの。」「水を節約するだけでいいの?」という声。「わかってる」をゆさぶり、「あたりまえ」をゆるがす説得力ある声がけ。「大人」をゆさぶり、「社会」をゆるがす方法を具体的に伝授。だから、見た後にすっきりすること間違いなしです。