実験地の概要

担当者・協力者福岡市埋蔵文化財課

        山口譲治・鶴来航介 

所在地福岡市博多区板付3丁目21−1(板付遺跡弥生館)

    福岡市博多区板付6丁目2(実験水田) 

水田情報実験水田は、板付遺跡の南に位置する高畑遺跡の東側に所在しています。民間で使用されていた水田の一画をお借りして、2021年より実験をおこなっています。現在は4つの区画に分割して、それぞれに条件を変えながら栽培しています。 

実験概要実験には赤米の種子島を使用しています。2021年度は施肥をおこないましたが、2022年度は無施肥で栽培しています。実験では復元木製農具と現代の鉄製農具でそれぞれ耕起しており、さらに植密度と除草の有無を条件に加えて生長や収穫量の違いを比較検討します。2021年度の実験では、植密度と単位面積当たりの収穫量の関係に興味深いデータが得られ、今後さらに分析を進めたいと考えています。 

実験水田の位置