求人ボックスの有料広告は採用ボードの有料オプションとリスティング広告の2種類あります。自社サイトがない企業は採用ボードの有料広告、自社サイトのがあるなら、リスティング広告の選択肢もあります。
直接掲載と自社サイトの連携するかで選択が可能です。ただ、リスティング広告は数十件以上求人がないと連携できないこともあり、また、自社サイトとの連携方法をクローラーかXMLフィードのどちらかを選択して求人ボックスに連携する必要があります。場合によっては自社サイトの改修が発生するため、大抵は採用ボードの有料広告を選択が多くなります。
採用ボードの有料オプションは入札方法・入札単価・ご利用予算の3つの項目を設定が可能です。リスティング広告は先程の項目に加え、スケジュール別配信設定・注力キーワードの配信設定・注力ユーザーの配信設定など設定項目が増えます。リスティング広告の方が柔軟性があります。
課金方法はどのサービスを選んでもクリック課金。入札方式は手動入札と自動入札があります。自動入札の場合は上限単価を設定、上限単価内で動的に単価を変更しながらクリック数の最大化を図る運用をします。
リスティング広告と違い、採用ボード上で全てを管理する為、トラッキングパラメータの設定項目がありません。仮に求人ボックスから自社サイトへアクセスしても解析方法の粒度は荒くなります。
求人ボックスはマイナビ転職・バイトㇽNext・Type・エンゲージなど様々な媒体と連携しています。社内リソースが無いけど、広告予算は確保できた場合は連携媒体へ掲載することで求人ボックスへの転載を狙えます。ただし、掲載元のプランに沿った運用なので、求人の露出機会をコントロールしにくいです。また、予算も柔軟性がなく、ある程度まとまった予算が必要なことが多いです。
求人ボックスを自社運用すると、管理画面が手元にあるので予算やクリック単価を柔軟に設定することができ、求人の露出機会の増減をコントロールできるのがメリット。また、レポート機能もあり、他媒体のデータを比較して気づきを得られることもあります。ただし、社内リソースは必要なので社内の運用担当者に負担はかかります。
求人ボックスはクリック課金で求人の有料広告を配信できます。多くの企業は直接掲載で採用ボードの有料オプションを選択するでしょう。社内リソースが少ない場合、求人ボックスと連携している媒体に掲載することで求人ボックスへの転載が狙ってみましょう。少額運用や求人の表示機会をコントロールしたい場合は自社運用をオススメします。
求人ボックスの運用経験がありますのでお気軽にご相談やご連絡ください。
プロフィール
フリーのウェブマーケティングディレクター
愛知県一宮市に在住。ウエブ広告やSNSの運用代行・アクセス解析で企業の成長を支援。
中小企業様の成長をサポートしたい!そんな想いで活動中。元大手求人サイトで培った経験と実績を活かし、伴走型で企業支援します。