電子書籍製作グループ
電子書籍製作グループは2020年に活動を開始した新しいグループです。2024年現在 16名で活動しています。
電子書籍製作グループは2020年に活動を開始した新しいグループです。2024年現在 16名で活動しています。
電子書籍製作グループとは
電子書籍製作グループでは、ライトセンターの蔵書を合成音声で再生できるようにするテキストデイジー図書を作っています。本をスキャンしてテキスト化したものに、校正・ページ付け・前枠、著作権、凡例などの装丁を施した後、専用ソフトでデイジー編集していきます。完成したものはサピエ図書館にアップします。そのほかにプライベートサービスも行なっています。
製作の流れ
1)スキャンするために本を一枚ずつバラバラにします。
あとで元の形に戻すため、きれいにバラしましょう。
2)スキャナーで本をスキャンします。
文字や写真等がPDF化されます。
3)読取革命というソフトを使って、PDFの文章を文字化、写真や図などを画像データ化します。
4)文字化したものを原本と見比べ、間違いがないかを確認しながらテキスト化していきます。同時にページ付け、前枠や著作権、凡例などの装丁も行います。また、写真等の画像を説明する文章(製作者注という)も付けます。
5)テキスト化が終わったら、校正を担当するボランティアに渡します。
6)校正から戻ってきたら、PLEXTALK Producerという専用のソフトを使ってデイジー編集を行います。これをP化と呼びます。段落を付けたり、ページ設定・飛ばし読み設定等を行うことで、聞く人にとって使いやすい形式にしていきます。
7)P化が終わったら、間違いがないか自分で全部聞いてみて、間違い等があれば修正します。それが終わったら、最終校正をするボランティアに渡します。
8)最終校正が終わったら、ライトセンターを通してサピエ図書館にアップします。
製作の流れを読むと「ちょっと大変かも」「私にできるだろうか」と思われるかもしれませんが、基本的なパソコン操作ができる人なら誰でもできる作業です。電子書籍化してほしいという要望は年々増えています。
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