【活動方針】
友の会群馬県支部の設立趣意書に書かれている「患者・家族が集まって医療・福祉・療養生活の質の向上を図るとともに、互いに親睦を深め、病気に関する情報を交換し励まし合う」という基本理念に基づき、下記の活動を推進してまいります。一方、新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、友の会会員が難病患者であり、かつ高齢者が多いことなどを考慮しながら、安心・安全に活動できる時期や環境を慎重に確認しながら活動を進めてまいります。
【活動計画】
1.医療講演会・相談会の開催 …パーキンソン病の理解促進と療養生活の質の改善
年2回、「総会」ならびに「患者・家族の集い」において開催する。また、他団体の主催する医療講演会にも積極的に協力し、会員向けに情報提供を行っていく。
2.支部会報等の発行 …会員向けの情報誌
会員への情報発信、会員の声の積極的な吸い上げなどを通じて会報内容の充実を図る。
3.「地区会」の充実・活性化 …会員の身近な交流と情報交換の場づくり
〇定例会合のある地区会については、さらに充実・活性化を図っていく。
〇活動が活発でない地区会、地区会がない地域の会員に対しては、支部役員が企画
し交流機会を設定のうえ開催する。
4.秋の研修旅行の実施 …会員の交流、親睦、レクリエーションの機会提供
より広い地域の会員が参加しやすい旅行プランを企画し、募集・実施する。
5.療養相談等の実施 …集まって、気軽に話し合ってみよう 『パーキンソン病カフェ』は、テーマの設定などで参加者拡大を図っていく。
6. 新規会員の増加策の実施 …友の会に入って、『患者力』を身につけよう
友の会の医療講演会、保健所等の療養相談会、患者同士の病院での出会いなどの機会を活用し、「会員でない方」への友の会活動の積極的な広報、「友の会のご案内」や諸資料の配付を行って、新規会員の拡大を図っていく。
7.国会請願のための署名活動の実施 …“地域”からの要望を“全国”に結集
積極的に署名活動を行い、患者・家族の切実な要望を国会に届け実現に結びつける。
…パーキンソン病の完治療法の早期開発、パーキンソン病の「指定難病」維持継続
8.関係団体等との連携・協力 …連携・協力で支部活動の効果を拡大・強化
一社)全国パーキンソン病友の会、群馬県難病団体連絡協議会、保健所など
9.「友の会」支部運営の充実・活性化
役員会の活性化とともに、全ての会員に対する活動への参加呼びかけ(できる範囲で)
令和元年度の活動方針に基づき下記のとおり実施いたしました。特筆すべきことは、数年ぶりに群馬県内の全8地区において地区会が開催されたこと、各地区会の活動が活性化し新規会員の増加にも結び付いたことです。一方、令和2年に入って、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため『患者・家族の集い』&医療講演会や各地区会が開催中止を余儀なくされ、友の会活動が大きな影響を受け始めたことです。
【活動の概況】
1.医療講演会・相談会の開催
(1)R1.6.15 「総会」開催時……講師 順天堂大学名誉教授 水野美邦 先生
(2)R2.3.8 『患者・家族の集い』の開催は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため開催中止
2.支部会報等の発行
(1)支部会報の発行 年4回 ……85号 86号 87号 88号
(2)全国会報の発行 年4回 ……156号 157号 158号 159号
3.「地区会」の活性化
「うすいの会」「希望の会」「おおら会」「鏑会」「水仙の会」「うぐいすの会」
「前橋会」「わたらせ会」の全8地区会が開催され、地区会活動は活性化した。
4.秋の研修旅行の実施
R1.11.6 晴天の藤岡方面を、紅葉を見ながら周遊。観光みかん園でミカン狩り、桜山公園で「冬桜」を見て、八塩温泉で楽しい昼食と会員交流。参加者は34名。
5.療養相談等の実施
平成29年10月に開業の『パーキンソン病カフェ』は令和2年2月2日開催で第15回。
デイサービス「はずみ野」を借用して年6回の開催、来店客も増加し繁盛してきた。
6.新規会員の増加策の実施
医療講演会・地区会等の開催時に非会員に向けて「友の会のご案内」等を積極的に配布、また病院・保健所にチラシを配布。令和2年3月末189名(前年比 +7名)
7.国会請願のための署名活動の実施
H31.4.12 支部会員4名で国会請願行動に参加。1,672筆の署名簿を紹介議員に託す。令和2年3月の「群馬の森」での署名活動は新型コロナウイルスの感染拡大防止で中止。
8.関係団体等との連携・協力
①R1.6.1 全国PD友の会総会(大阪府)に参加
②群難連の総会・諸活動に参加
9.「友の会」支部運営の充実・活性化
R1.6.15 第26回通常総会を開催 「役員会」の開催 11回