葉脈を伝って
作詞・作曲 せんすい
作詞・作曲 せんすい
どこからが僕か いつも曖昧だ
片隅に残っている
セピアのやわらかさ
遠くの未来に横たわる影は
すぐそばで触れられる
煌めきに隠れた
若い心でくすぐられては
正しくなくていいと思えた
長い呼吸を緑の町と
そよがせて
デタラメな日々も意外と愛せるよ
雨に濡れ はしゃいでいた
夏は消えないまま
音楽は止まるからこそ
会話のように続く
探し求めて 見つからなくて
元いた場所に帰ってきても
長い呼吸をこれからもしよう
こそばゆく感じるくらい
報われなくても 伝わらなくても
がむしゃらに 鮮やかに
紡いでいたいだけ
息をしていたいだけ