校外学習・研修旅行

座学だけではなく、現地に出かけて学ぶ校外学習

座学だけではなく、ぢかに史跡や寺院、美術館、博物館などを講師の先生やボランティアガイドさんの案内で見て回る授業があります。科によって行先は違いますが、大阪歴史博物館、大阪城、中之島、適塾、企業家ミュージアム、四天王寺、津波・高潮ステーション、富田林寺内町、堺 アルフォンス・ミュシャ館、仁徳天皇陵、市立伊丹ミュージアムなど様々です。

寺内町久宝寺 

四天王寺 

中之島 

旧岡田家酒蔵(伊丹) 

津波高潮ステーション 

市立伊丹ミュージアム

大阪城 

仁徳天皇陵古墳 

中央公会堂 

宇治 

住吉大社 

適塾 

親睦を深める年2回の研修旅行


講座生で組織される企画委員会が中心になって、研修と懇親を目的に年2回の研修旅行を実施しています。

2023年度は、夏から秋に第1回目、年度末の1月から2月に第2回目の研修旅行を実施しました。各科の2回目の研修旅行の様子をご紹介します。

みぢかな健康科5期

みぢかな健康科は1月29日、講座生51名中43名が参加して、観光バスで淡路島へ渡り、500年の伝統を持つ淡路人形芝居を伝える人形浄瑠璃館を訪れ、その歴史に触れました。昼食は豪華に淡路島の「三年ふぐ」を堪能した後、おのころ島神社をガイドさんに案内いただき、夢舞台公苑温室では見事なランの花に魅了されました。帰途には淡路SAにてお土産の買い物を楽しみました。春の旅行が雨にたたられたのに比べると、暖かい好天に恵まれたことに、参加者一同感謝しつつ元気に帰阪しました。


文学を楽しむ科3期

1月30日、文学を楽しむ科は近江八幡方面へ研修旅行に出かけました。

前週には寒波襲来で大雪でしたが、この日は一転して春を思わせるようなうららかな一日となりました。

琵琶湖畔は、湖越しに薄らと雪をかぶった比良山系が望まれ、周辺の田園風景と相まって長閑な空気に包まれていました。最初の見学地「琵琶湖博物館」は琵琶湖の生態系が一挙に観られる素晴らしいところで、主目的地の近江八幡の町巡りもあり、一日を堪能することができました。

朝早くの出発にもかかわらず、帰りのバスの中は夫々持参のおやつを分け合いながら歓談の渦に包まれていました。教室外に出ることの少ないクラスですが講座生の良い想い出となった事でしょう。


歴史を楽しむ科3期

歴史を楽しむ科は、1月23日、博物館巡りをしました。

大阪モノレール万博記念公園駅改札口前にアシスタントを含む56名が集合。天気は良いが寒い日でした。

まず、国立民族学博物館を見学。国立民族学博物館は1977年に開館。諸民族の生活を知る衣食住など生活用具をはじめとするモノの資料やレコード、DVDなど様々な史料を収集、整理、保存、研究に役立てています。館内個人使用のための写真撮影は自由。見応えのある見学で1時間30分かかりました。

大阪モノレールと阪急電鉄を乗り継いで、関西大学の関大レストランチルコロで昼食をとった後、関西大学博物館を見学。関西大学博物館のある簡文館は、もともと図書館として1928年に建設され、1955年村野藤吾氏の設計により円形部分が増築されました。2007年国の登録有形文化財に登録され、2018年には大阪府指定有形文化財に指定されました。重要文化財など約6万点の資料を収蔵しています。日本の旧石器・縄文時代から平安時代までの考古資料が展示されています。700点近い展示品、縄文時代の玦状耳飾や鉢形土器、古墳時代の高杯形土器、笊形土器など貴重なものを見学しました。

博物館の入口前にはガラス張りのドームがあり、高松塚古墳の原寸石室を復元した屋外展示室があります。発掘調査に深く関わった関西大学が文化財を後世に伝え、研究と教育の進展に役立てるため再現したものです。間近に壁画を見学できて良かったです。

総合文化科15期2年次

    2月7日の朝、西梅田からバスで淡路島に出発。

 最初は、明石海峡大橋を通ってさらに南へ走り、大鳴門橋記念館に行きました。中に入ると美味しそうな玉ねぎのお迎え。買い物したい気持ちを抑えながら、建物を通り過ぎて「おっ玉葱」というオブジェの前で集合写真。その奥には、大鳴門橋が見える絶景でした。その後、館内にある「うずしお科学館」で、映像と模型でうずしおのでき方を学習しました。

 昼食の後は、3年ぶりにリニューアルオープンした灘黒岩水仙郷に。ちょうど水仙が満開で、近づいただけで「いい匂いがするわ」という声も上がっていました。新しく遊歩道が設置され、ゆっくりと歩きながらお花を楽しみました。

 帰りのバスの中では、「班対抗クイズ大会」や「みんなで歌おう」などの楽しい企画もあり、さらに親睦を深めることのできた旅行でした。

総合文化科161年次

    2月21日、総合文化科16期1年次は、長浜盆梅展と町歩きの研修旅行に赴きました。長浜駅に現地集合。生憎の雨になりましたが、この時期にしては暖かな雨で先ずは一安心。        

駅で記念写真を撮った後、慶雲館の外庭と室内で歴史のある盆梅展を見学。長い年月をかけて成長している盆梅、特に干支の龍と盆梅のコラボが見事で見応えがありました。       

昼食で豪華な弁当を堪能し、午後からは、ボランティアガイドによるイヤホーンガイド案内で長浜町歩き、北国街道、黒壁スクエアを回ったあと、曳山博物館と大通寺を見学。博物館では豪華絢爛の曳山の実物、子供歌舞伎のビデオ紹介を楽しみました。東本願寺の別院の中で最大といわれる大通寺では、荘厳な雰囲気に身が引き締まる思いでした。 

帰路の車中も話がはずみ、講座生一同の連帯が深まった一日でした。