この大会は、医療・福祉・教育の場面で、それぞれの社会的資源がすべての人に使いやすいものになるにはどうすればいいかを考える大会です。セクシュアルマイノリティは、どの場面で何に困っているか?また、医療・福祉・教育の現場での取り組みの現状は?その取組での困難は?という視点で多くの分科会を企画し、専門家や当事者の広いネットワーク作りを目指しています。
これまで7回にわたって大会を開催してまいりました。
2013年 第一回「安心できるネットワークづくりを目指して」約250人参加
2014年 第二回「つながるために、もう一歩」約300人参加
2020年 第三回「広がるつながり、深まる実践」約400人参加
2021年 第四回「つながりから見えるこれからの実践」約2000人参加(オンライン)
2022年 第五回「変動の時代のつながりつくり」ライブ分科会述べ約650人、Youtube閲覧回数2500回以上(オンライン)
2023年 第六回「日常を快適に生きる為に」約742人参加、アーカイブ閲覧回数約3000回(オンライン)
2024年 第七回「おかえり多様性、人権を回復するためのつながりづくり」
「セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会」は、初回開催から今年で12年目になりました。この間、セクシュアルマイノリティとしての経験を生きる人々の様々な発信を行ってきました。共感し連帯しながら、当事者や支援者をはじめ多くの人がエンパワーメントされ、たくさんのつながりをつくってきました。
今大会では「あんたの権利を守るんが、うちの権利を守るんやで」という副題を掲げました。ある人の人権が守られることにより、自分の人権も守られます。社会の中では、長く「これが普通」とされる規範があり、わたしたちのあり方に影響を及ぼしています。そのため、わたしたちは生活のなかで意図せず誰かの権利を侵害してしまうことがあります。わたしたちが互いを知り、尊重することで、それぞれの人権を守ることを始めてみませんか。
2025年の本大会は、失われた権利を回復し、権利を奪わせないために、共に学び、対話し、つながりをつくる場でありたいと考えています。参加される皆様が、大会を通してさまざまな状況や取り組みを知り、新たなつながりを得られる場になることを願っています。
2024年2月2日〜4日(日)、2月9日(金)〜11日(日)
オンライン/オンライン・会場のハイブリッド
開催場所:大阪産業創造館(大阪市中央区本町1-4-5)
2020年1月11日(土)-1月12日(日)
開催場所:ドーンセンター(大阪府大阪市中央区大手前1丁目3−49)
2014年10月11日(土)-10月12日(日)
開催場所:ドーンセンター(大阪府大阪市中央区大手前1丁目3−49)
2013年10月12日(土)-10月13日(日)
開催場所:大阪市立長居ユースホステル(大阪府大阪市東住吉区長居公園1-1)