リサイクルに適さない紙製品 

紙コップ、カーボン紙、感熱紙、写真、合成紙、フィルム付き封筒などには、リサイクルに適さないものを含んでいます。

以下の3点は特に注意して、燃えるごみで出して下さい。

1.臭いの付いた紙は再生紙製造工程で臭いを除去出来ず、製品になりません。

 A4用紙1枚分が混入すると、製品100トン分が廃棄されます。

 洗剤の箱、線香や石鹸の入っていた箱とその品物を包んでいた紙は資源ごみではありません。

2.アイロンプリント紙は特殊なインクが塗られているため、再生紙の表面に色付き斑点が出てしまいます。

3.感熱性発泡紙は再生紙の乾燥工程で紙の表面に小さな凹凸が生じて製品になりません。

 点字加工紙、レストランのメニュー、名刺等の立体コピー用紙が主な物です。


日本で平成24年に消費された紙の量は2,723万トン、国民一人当たり約214kgです。

その内、紙のリサイクルのために回収された量は2,175万トン、約80%になります。