あいさつ運動
あいさつは、人と人をつなぐ絆
~地域での青少年育成のために~
奨励:オアシス運動
「おはようございます」
「ありがとうございます」
「しつれいします」(さようなら)
「すいません」
あいさつ運動の目的
あいさつ運動を行うことで家庭、学校、地域など人と人、社会全体のつながりや信頼を深め、助け合いの心を育てることができます。
また、あいさつ運動が習慣化されていくと、防犯や非常時のコミュニケーションにも効果を発揮し、よりよい社会の環境が整います。
あいさつ運動の効果
・コミュニケーション効果があがる
あいさつをすることで学校内や地域内でのコミュニケーションが円滑になり、コミュニケーション能力も向上します。
知らない人に対してあいさつをすることに慣れてくると、人に話しかけることに抵抗が少なくなり、積極性が上がることで自発的な発言や行動が増えます。
また、「ありがとう」や「ごめんなさい」もあいさつに慣れていると自然と口に出しやすくなるといった効果も期待できます。
家庭内でもあいさつを続けていくと子どもが大人に対して積極的に話しかけることができるようになり、会話が増えるので親子関係が良くなるでしょう。
社会で対人関係を円滑にするために必要なスキルを身につけるソーシャルスキルトレーニング(SST)としてもあいさつ運動は役立ちます。
あいさつはコミュニケーションの第一歩であり、気持ちの良いあいさつができるようになると、子どもが将来社会に出て良い人間関係を築く際のきっかけになるはずです。
・いじめや問題行動の防止につながる
あいさつが習慣化され、校内のコミュニケーションが活発になるといじめや問題行動などの抑止にもつながります。
子ども同士で喧嘩をして仲直りのきっかけがつかめずに何となく距離ができてしまったとき、あいさつをすることで緊張が解け、また仲良くできることもあるかもしれません。
あいさつの仕方などから教師や友達が相手の体調や気分を察知しやすくなり、いじめの早期発見もしやすくなります。
・地域との交流が活発になる
地域の人も交えてあいさつ運動をすることで地域の人同士の交流が活発になります。
地域の人や保護者が学校への理解や関心を深めるきっかけづくりにもなるでしょう。
あいさつ運動で地域住民同士のネットワークが形成されることで、防犯や防災につながります。
逆に他人に無関心であることが犯罪に気づかない社会、犯罪を実行しやすい社会を生んでしまうのです。
不審者は顔を見られることや話しかけられることを嫌うので、あいさつが積極的にされている環境には不審者は出現しづらくなるのです。
あいさつで助け合いの心や相手を気遣う心が生まれ、日常的にコミュニケーションがスムーズである環境がバリアとなり犯罪の起きにくい社会をつくることができるでしょう。
地域の交流が活発になると、おのずと子どもの登下校時の安全も確保することができます。
・まとめ
あいさつは基本的なことでありながら、きちんとできているという人は少ないかもしれません。
あいさつ運動をするとすがすがしい気持ちになり、自然と笑顔になります。
あいさつ運動をすることによって、人と人とのつながりを深め、信頼関係を築くことができます。
また、学校や地域のコミュニケーションが活発になることでいじめや犯罪の抑止効果も期待できるのです。
あいさつは相互理解や助け合いの心を生み、より良い社会環境をつくるきっかけになります。
皆様方で、領家7丁目自治会内であいさつ運動を活性化させましょう。