イチョウ

イチョウ科イチョウ属

中国原産の樹木で、生長すると30mもの高木になる。晩秋に葉っぱが黄色く色づき、冬は落葉する。雄木と雌木があり、それぞれ雄花もしくは雌花のみを咲かせる。ひとつの木に両方の花は咲かない。雌花は花後に種子を付け、秋になるとオレンジ色に熟して落ち、悪臭を放つ。


街路樹や銀杏(ぎんなん)などでおなじみのイチョウ。もともと日本に自生してたものではなく、古く室町時代に中国から伝わったといわれています。今では、植えられたものしか見かける機会のないイチョウも、恐竜で知られる中生代には、たくさん生えていたことが、植物化石などからわかっています。

葉の形を見れば一目瞭然です。


参考文献 ヤサシイエンゲイ  国土交通省近畿地方整備局