スラウェシ島の1000〜2000mに自生

ワイングラス状のアッパーピッチャーが特徴。消化液がローションのようにネバネバしており、飛んでいる虫を引っ付けて捕虫する効果があると思われる。

様々な個体差が見られるが、交雑品、誤品などが蔓延しており、本物と判明している個体の入手は簡単ではありません。

BE産のeymaeは本物との触れ込みで安価でヤフオクなどで手に入るが、個人的見解ですがmaximaとの交雑品であると思っています。

現在販売されているN. eymae: BE-3736はN. eymae BE-3660(のちに誤品と判り現在N. maximaと判明)と同じ時の種子からの別個体とのこと 」(Y'sさんのTwitterより)

また出品者が、「「写真のように本物であることが確信できました」とBEからニュースリリースを受けた」と書いていましたが、これは誤訳で、

(原文)「Returning for Feb 2021 with new photos – judge for yourself whether this is the true species!

訳としては、「2021年2月、新たな写真で再登場。これが真種かどうか、ご自分の目で確かめてください。」が正しいです。

また、画像をみると、蓋の形状に明らかに交雑品の雰囲気があり、またワイングラス状のくびれも弱いです。

また「アッパーピッチャーしかつけない個体がある」とされる記事が山田さんの古いHPに掲載されていますが、「徒長している茎で挿し木をしたため」とTwitterで訂正されており、本物であっても情報の混乱が見られます。