要るもの

なるべく家にあるものを使う。

なるべくお金は掛けない。

材料を買うのは、それ自体楽しいけれど、あまり増えると整理が大変。

何を持っているのか見失わない事も大切です。

ブロッコリースプラウトのケースは四角くて並べ易く、何より中が見えて重宝。

紅茶のケースは編み貯めたモチーフ入れに。透明な空きケースはとにかく便利です。見晴らし大事。

必要なもの

まず糸。

ざっくり分けると、素材がポリエステルか、そうでないかです。

それによって、焼き留めができるか否かを選ぶ事になります。

このサイトの作例で使用しているのはワックスコードという蝋引きのポリエステル糸です。

丈夫で扱い易く、色も豊富です。退色防止にロウが引いてあるのでペタッとしてます。ペタっと感はすぐ慣れると思います。そういうもんなので。焼き留めできるだけでなく、しっかり結べるのが特徴。目が決まります。

こちらは通販などで手に入るブラジル製のワックスコードです。切り売りもしていて20メートルで税抜き150円ぐらいでした。(2020/5月)色数が欲しいので、まず切り売りで何色か買うのがオススメ。

マジックで色名が書いてあるのは、入ってるビニール袋がみんな同じなので。読めたわけじゃないけど。

通販で見掛ける太さは1,0、0.75、0.5ミリ。太い糸ほど編み目がキレイに映えますが、通るビーズは少なくなります。

外国製のビーズは大抵通し穴が小さいので、使いたいビーズが決まっている時は、まず通る糸を準備しなくてはなりません。

通販でワックスコードを探すと革製品の縫製用の糸に会う事がありますが、そちらはかなりロウが厚くてマクラメ向きではないです。

焼き留め出来る糸には、他にもアジアンコード、マクラメコード、ステンレスコードなど色々な商品があり、太さ感、張り感、色々です。

百円ショップでも売っていますが、1.0が多く5メートル位で売ってる事が多いです。結びの練習にはいいですね。

蝋引きのペタっと感がどうしても苦手という人もいるようです。ポリエステルという言葉に拒否反応を示す方も。

よく使われる物にヘンプという麻の糸があります。縒りが緩くてほつれ易いので慣れないと扱い難いかもしれません。

タコ糸、毛糸、なんでも結べますが風合いも特性もそれぞれです。特徴に合わせたデザイン、デザインに合わせた糸を選んでください。

ハサミ

これは要ります。

糸さえ切れればなんでもいいです。

休憩

花でも見に行く?

程良く休憩してください。ずっと下を見ている、ずっと座っているのは結構疲れますよ。


是非用意して欲しいもの

マクラメボードとピン

セットで売っている事も。

有ると絶対便利なマクラメボードとTピンです。芯糸を引っ張りながら編むので糸先を固定する必要が有るからです。

クリップが有れば机やバインダーのような板に固定して作業出来ますが、これが有れば定規も要りませんしオススメです。作業がラクになる道具です。

ボードはコルクなので使い込むとクズが出ます。張り付けたまま向きを変えたい時も有るので、大きければいいというものでないと思います。

写真はA4、ピン10本と結び方お手本冊子もセットで二千円弱でした。

目玉クリップ

何かと役に立つメガネクリップ。強く挟めるのに開くのに力は要らないスグレ物です。

糸をまとめたり、分けたり、ビーズを通す時糸を結ぶ代わりに挟むなど、ちょいちょい使えます。穴にピンを通せばボードに固定出来ます。

幅3センチ位のをいくつか持っていると便利です。

ライター

焼き留めに必要な道具です。

仏壇用のライターなど、着火部分が棒状に3センチほど突き出ている物もあります。2~3ミリに切った糸先を狙うので便利かも。

着火部分を囲んでいる金属の部分は、焼き留めの時、溶けた糸先の形を整えるのに使うので、その点もチェック。仏壇用の物は本体がプラスチックの物をよく見ます。

指で押す部分にカバーが付いているかもチェックしましょう。最近のライターはとにかくカタい。歯車のような金属を直接回すタイプだと結構指が痛くなります。

有ったらいいもの

糸通し

私には必需品ですが‥

ビーズを通すのに便利です。百円ショップでセットで売っているのをよく見ます。

大きいのはミシン用で大きいビーズに。小さい絹糸用は丸小など小さいビーズに便利です。

あまり強く引っ張ると切れるので予備も用意しておきましょう。

専用のビーズ通しも手芸店に売っています。極細ワイヤーを二つ折りにしたような道具です。すぐ見失います。

目打ち

間違った時ほどく道具です。先の尖った物ならなんでも良さそうですが、これはやっぱり使い易いです。

差し込む時に糸の縒りを割らないように気を付けましょう。

百円ショップにも有りました。

ビーズ

ビーズはきっと使いたくなると思います。

写真上段の左はシードビーズの丸小、隣は丸大です。シードビーズはビーズ編みなどに使われる小さなガラスビーズで、色も種類も豊富です。日本製の物は粒も穴の大きさも安定しています。

その隣の金色はメタルビーズです。金属の物はより球型に近いので並べた時の形が美しいです。中が空洞の物はちょっと糸が通し難いかもしれません。

下の段はウッドビーズです。穴が大きいのでブレスレットの力玉に便利です。

小皿

ビーズが拾い易くなるので小皿に取り分けて使います。

専用の物は四角や三角が多いです。角が有ると容器に戻す時こぼれ難いからだと思います。

とりあえず家に有る小皿でいいのでは。

製氷皿

蓋付きの製氷皿です。こちらも百円ショップで買いました。

色々なビーズを買い過ぎて収集がつかなくなった時に便利です。蓋が透明で中が見えます。重ねても安定しています。

ここから小皿に取り分けて使うと手軽なので、必要な分だけちょいちょい出せます。なるべく使い切った方が清潔に保管出来るのでオススメです。

見覚えのあるピンクのスプーンが…

専用のビーズ小分けケースも売っています。個室毎に蓋が付いているのは安心ですが、なかなか蓋がキツい事も。

こちら蓋はゆるいので(製氷皿なので)輪ゴムとかで留めてください。多色を使う方にオススメ。見晴らし大事。

キレイに並べると観賞出来ますよ。

ピンセット

ビーズを扱う時はピンセットが有ると便利です。糸に通す時はさすがに手で持つしかないですが、皿の上で振り分けたりする時に使います。

夏の暑い日などは汗が着くのがやっぱり心配。余ったビーズをケースに戻すのを躊躇いますね。

あなたの大切なビーズを腐ったミカンにしない為に。