このページでは、京都本線・嵐山線・千里線の公開ダイヤの解説を行っています。無駄に長いのでお時間ある時にお読み下さい。
※下記時刻表風画像の「シナリオ所要」は、シナリオを起動してから終着までの総合時間を表示しています。
※各項目の「停車駅」に(ノンストップ)と書いてある場合、時刻欄の停車駅間をノンストップで走行することを意味します。ただし始発駅もしくは終点駅から入換運転が存在する場合があります。
※各項目の「充当車両」はデータとして再現しているか否かに関わらず、2022年12月当時において、実際に入り得る形式を記載しております。代走の場合は記載していません。なお、列車選択ファイルにはこのうちの、公開中の対応車両のみ記載しています。
※このページに掲載しているサムネイル画像は、香風まめもち隊さまが作成されたものを許可を得て掲載しています。
特急15011
【時刻】
京都河原町15:00→大阪梅田15:42
【停車駅】
烏丸・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・淡路・十三。
【充当車両】
9300系8両編成
【ダイヤの特徴】
平日日中の特急で、9300系の運用です。
Ver3.4まで公開していた休日の特急と追い抜きパターンが異なっており、桂と高槻市で準急、茨木市と相川で普通を追い抜きます。
そのほか、正雀でも回送車(桂出庫の回送で、淡路より普通天下茶屋行きになる)を追い抜きます。
基本的にあまり詰まることも無く、全体の所要時間も休日ダイヤより1分程度早いです。
【運転上のポイント】
最高速度は115km/hですが、ダイヤには余裕時間があるので、通常は常時フルスピードで走り続ける必要はありません。
惰行を適度に利用して運転してください。
【その他】
2024年7月より座席指定車「PRiVACE」が運行開始していますが、運行開始時点ではこの15011列車は設定対象外となっています。
そのための運用変更により、現在では時折ロングシート車両が充当されるようになりましたが、再現時期の2022年当時は9300系限定運用でした。
通勤特急T71
【時刻】
京都河原町7:13→大阪梅田8:05
【停車駅】
烏丸・大宮・西院・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・十三。
【充当車両】
9300系8両編成
【ダイヤの特徴】
2022年のダイヤ改正で数を大幅に減らした種別、通勤特急です。準特急との違いは淡路を通過することです。
追い抜きは桂で(高槻市から普通になる)回送、長岡天神で堺筋準急、高槻市・茨木市・正雀で普通を追い抜きます。
淡路では本線の5号線を通過しますが、先行で(相川始発)天下茶屋行きが停車しており、それが発車してからの通過となるため、場内で信号待ちになる可能性があります。
【運転上のポイント】
準特急と違い、最高速度は特急と同じ115km/hとなっていますが、そんなにスピードを出さなくても先行に追いつく場合が多く、通常は定刻運転可能です。
ラッシュの列車ですが、淡路付近以外は大きく詰まることは無いかと思います。とはいえ、下位種別の追い越し駅手前では制限信号が出る場合がありますので、信号機の状況をよくご確認ください。
ちなみに淡路付近の信号待ちが長いため、結果的に準特急7005列車シナリオより総所要時間は長いです。
【その他】
淡路での信号待ちしている間に5号線に入って客扱いできそうですが、この「通勤特急」という種別は堺筋方面への客を分離する意味合いがあるので、敢えて通過することで「準特急」と区別していると思われます。
またBVEの運転とは関係ありませんが女性専用車両の設定があります。2022年改正ダイヤでは、阪急全線の「通勤特急」という種別にのみ設定されています。
さらに特急と同じく、2024年7月より座席指定車「PRiVACE」が運行開始していますが、運行開始時点ではこのT71列車は設定対象外となっています。
そのための運用変更により、稀にロングシート車両が充当されるようになりましたが、再現時期の2022年当時は9300系限定運用でした。
快速特急141
【時刻】
京都河原町14:41→大阪梅田15:28
【停車駅】
烏丸・桂・淡路・十三。
【充当車両】
7000系「京とれいん雅洛」6両編成
【ダイヤの特徴】
休日ダイヤの快速特急「京とれいん雅洛」です。通常、専用編成が充当されますが、検査などで代走がある場合は7300系または8300系6両編成が使用されます。
追い抜きは桂・茨木市で準急を、高槻市・正雀で普通を追い抜きます(高槻市で追い抜くのは当駅始発の普通車)。
Ver3.4までの快速特急同様、定期特急の後追い運転なので、フルスピードで走らなくても定刻運転できます。
【運転上のポイント】
フルスピードで走らなくてもとはいえ、準急や普通を追い抜く駅の直後は、出来るだけ飛ばして準急や普通がさっさと発車できるように考慮してあげたほうが良いかもしれません。
運転士によっては、できるだけ加減速を少ない運転をする方(乗り心地重視)もいらっしゃれば、制限信号が出るまではフルスピードで走り、特急停車駅手前で都度徐行する方(他列車重視)もいらっしゃいます。
なお、淡路では先行の特急と交互発着を行うため、副本線の4号線に入ります。信号機の照査やATS低速パターンにご注意ください。
【その他】
本線系統唯一の6両編成ですが、6両専用の停止位置がある駅は無く、停車駅は特急と同じく8両の停止位置に停めれば問題ありません(一応停止位置表示には「6」も一緒に書かれています)。
一応特急の続行運転により混まないようにしているみたいですが、昨今は観光客のスーツケースなどでボックス席が埋まることが多く、着席率のわりに立っている客が結構いる気がします。
準特急7005
【時刻】
京都河原町7:41→大阪梅田8:32
【停車駅】
烏丸・大宮・西院・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・淡路・十三。
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
2022年改正前に「快速急行」を名乗っていた種別は、改正後に「準特急」となりました。
そのほとんどが9300系の運用ですが、この準特急は9300系以外の一般車運用、つまりロングシートの準特急です。
平日の朝ラッシュ時の列車のため、最速の準特急よりも所要時間が7分程度多くかかっています。
追い抜きは長岡天神・正雀で普通を、高槻市で堺筋準急を追い抜きます。また茨木市では同駅始発の普通大阪梅田行きと連絡します。
【運転上のポイント】
通勤特急同様、各停車駅手前で詰まったりすることがありますので、信号変化にご注意ください。
しかし所要時間で言うと上記のT71列車よりは早いです。それゆえ、詰まり方もやや緩い感じがします。ずっとノロノロ走るわけではないので、飛ばせるところは最高速度まで上げて走ってください。
【その他】
このダイヤは2022年改正前は10両編成の快速急行でしたが、改正後、準特急に改称してからは8両編成に減車されてしまいました。よって、それなりに混んでいます。
ちなみにこの前後の運用もどちらも準特急で走るスジ(準特急1.5往復)のため、この7005列車の運用に希少なツーハンドル車両が充当される日には沿線の撮り鉄が増える傾向があります。
急行5115
【時刻】
京都河原町5:46→大阪梅田6:36
【停車駅】
桂までの各駅と長岡天神・高槻市・茨木市・南茨木・上新庄・淡路・南方・十三。
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
2022年のダイヤ改正でそれまでの「快速」に変わって復活した「急行」です。下り定期列車は平日の早朝に3本しか走っておらず、このダイヤは唯一の京都河原町発のスジです(ほか2本は長岡天神始発)。
快速と異なり西京極に停車するため、桂までは実質各駅停車となりますが、桂での普通連絡はなく、長岡天神・高槻市・茨木市で普通を追い抜くダイヤとなります。
なお、相川でも普通を追い抜きますが、この普通は相川で夜間滞泊(阪急では分散留置と表現します)していた車両なので、厳密には追い抜きではありません。
そのほか、途中の桂で嵐山線からの接続待ちのため2分ほど、淡路で千里線からの接続待ちのため1分ほど停まります。
大阪梅田到着後は普通北千里行きとなります。優等列車が折り返し千里線運用に入るのは結構珍しいです。
【運転上のポイント】
全体的に、以前の快速よりは余裕のあるダイヤなので、遅延していない限り、何度も再加速しなくても十分定刻運転できます。
高速パターンが作動するので大丈夫かと思いますが、西京極停車を忘れずに。
【その他】
種別が「快速」だった時代、充当編成は9300系限定でしたが、急行になってからは9300系以外の8連車が入るようになっており、運用の流れ的に昼間の特急には充当されないため、(特急運用に入らない)3300系や5300系を含む全ての8連車が入ります。
余談ですが、スタフの上部に「ハンドスコッチ取り扱い注意」と書かれています。ハンドスコッチとは手歯止めのことで、夜間滞泊(分散留置)時に車輪に付けておく器具です。
即ち、この急行は河原町1号線に留め置いていた車両の出庫運用というわけです。京都線の夜間滞泊後最初の運用のスタフにはこの文言が必ず書かれています。
出庫列車については、乗務員は運転する前に出区点検としてドアの開閉試験や起動試験等を行ってから乗車します(再現はしていません)。
準急6033
【時刻】
京都河原町6:31→大阪梅田7:35
【停車駅】
高槻市までの各駅と茨木市・南茨木・上新庄・淡路・南方・十三。
【待避駅】
長岡天神[準特急]
【充当車両】
3300系・5300系7両編成
【ダイヤの特徴】
平日の朝ラッシュが始まるあたりに設定されている、7両編成の準急です。
途中の長岡天神で準特急を待避し、茨木市で普通を追い抜きます。茨木市時点で5分前に普通大阪梅田行きが走っていますが、この列車を終点まで追い抜くことは無いので、茨木市から先はやや詰まり気味になるかもしれません。
また淡路で普通天下茶屋行きに連絡しますが、我が準急が先発となり、先ほどの普通車の後を追いながら大阪梅田まで走ります。
【運転上のポイント】
ラッシュ時間帯の列車なので結構混みます。ブレーキ扱いにご注意ください。
前述の通り、茨木市以後、特に相川付近から制限信号が出る可能性があります。ここからは先行の普通と並行ダイヤになります。
7両用の停止位置がある駅は大宮・西向日・大山崎・水無瀬です(正雀にもありますが通過します)。残距離標は7両停止位置に合わせて設置していますので、参考にしながら停車してください。
【その他】
京都線の7両編成については、再現時期の2022年12月時点では、3300系か5300系のツーハンドル車両のみ充当されていました(2024年7月より7300系一編成が7両編成化されました)。
京都本線の下り朝ラッシュの準急は堺筋準急が中心となっており、この列車以後、1時間以上梅田行き準急はありません。
準急9033
【時刻】
京都河原町9:35→大阪梅田10:38
【停車駅】
高槻市までの各駅と茨木市・南茨木・上新庄・淡路・南方・十三。
【待避駅】
桂[特急]・茨木市[特急]
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
休日ダイヤの日中の準急です。
桂と茨木市で特急の待ち合わせがあるのはVer3.4までの準急と同じで、特に大きく変わったわけではありません。
普通の追い抜きは正雀でありますが、先行する特急も正雀で追い抜いているため、我が準急が先行普通に詰まることはありません(ちなみに高槻市で追い抜く普通は高槻市始発の列車です)。
【運転上のポイント】
ほぼ全区間でキビキビ走る必要のあるダイヤです。特に桂→茨木市間は遅延すると後続の特急に影響します。またあまり遅れすぎると待避イベントのギミックが正常に進行しなくなります。
その中で唯一、十三→大阪梅田間は時間にゆとりがあります。3号線に到着するゆえ、2号線発車の普通車と交差支障が起きるためです。
【その他】
休日ダイヤでは、天下茶屋行き堺筋準急が8両編成で20分毎に走っていることもあり、大阪梅田行きの準急は7両編成が多く充当される傾向があって、このシナリオのような8両編成の大阪梅田行き準急は少しレアです。
また道中すれ違う特急は、10本の運用全てが9300系の時間帯です。9300系は11本在籍なので、予備車1本で賄っていることになります。
準急3061
【時刻】
京都河原町6:15→天神橋筋六丁目7:08
【停車駅】
高槻市までの各駅と茨木市・南茨木・上新庄・淡路。
【待避駅】
なし。
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
いわゆる「堺筋準急」で、Ver3.4でも公開していた、待避の無い唯一の堺筋準急です。
茨木市で普通を追い抜くのみで、最後まで待避が無いので結構混んできます。
茨木市時点で5分後に準特急が追ってきており、淡路まで逃げます。遅延にご注意ください。
【運転上のポイント】
高槻市では平日朝の堺筋準急専用停止位置「堺準」がありますので、そちらへ停車してください。
この専用停止位置は平日朝のみ有効で、土休日は使わない模様です。そのうえ平日朝のほとんどの堺筋準急は高槻市で副本線に入って待避するので、この専用停止位置を使う列車は当列車含めて2本のみと希少です。
上新庄付近を除いてあまり詰まることも無いかと思います。
【その他】
スタフ(運転士用時刻表)の系統番号が3つに分かれていますが、これは桂と淡路での2回の乗務員交代があることを示します。
つまり実際は運転士一人で通し乗務するダイヤではないのですが、当BVEでは行路ごとにシナリオを分けていないのでご了承ください(他のダイヤも同じです)。
ちなみに平日ダイヤでは唯一の待避無し準急です。
普通1543
【時刻】
高槻市15:26→大阪梅田16:06
【停車駅】
各駅に停まります。
【待避駅】
茨木市[特急・準急]・相川[特急]
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
日中の普通ダイヤですが、Ver3.4までと異なり、平日ダイヤとなります。
高槻市では入換を行うため、入換運転の方法が分からない方は運転解説を参照ください。
平日ダイヤでは茨木市で特急と準急を待避し、相川でさらに次の特急の通過待ちとなります。休日ダイヤにある正雀待避はありません。
中でも茨木市での停車時間が長めですが、そこは休憩するなりして辛抱願います(早送り機能などを使うと、待避再現が一部バグる可能性がありますので自己責任で)。
その後、淡路で天下茶屋行きに連絡しますが、ここは逆にこちらが先発となるため停車時間は短いです。
【運転上のポイント】
茨木市発車後、先行準急が南茨木に停車するため、南茨木までは詰まります。
その後は信号機の状況によく注意して運転してください。標識解説にも書きましたが、入換終了前や警戒現示の先のS標では20km/h照査がかかります。
【その他】
休日日中の普通を採用しなかった理由は、2022年改正より休日の普通は高槻市で入換後、特急と準急を待避するようになったうえ、さらに正雀で次の特急と準急を待ち合わせることで、大阪梅田までに計4列車も待避する形になり、総停車時間がかなり長くなってしまったためです。
今後ダイヤを増やすことになったら、休日日中普通も検討しています(天下茶屋行きの予定)。
ちなみに大阪梅田到着後は普通京都河原町行きになりますが、平日ダイヤで2号線から発車する普通京都河原町行きはレアです。
余談ですが偶然(?)ながら、特急15011列車とシナリオ所要時間が同じです。
普通821
【時刻】
高槻市8:09→天神橋筋六丁目8:45
【停車駅】
各駅に停まります。
【待避駅】
茨木市[準特急]
【充当車両】
大阪メトロ66系8両編成
【ダイヤの特徴】
大阪メトロ堺筋線に直通する、66系の普通運用です。平日朝の列車ですが、淡路までの待避は茨木市一回のみで、ここで準特急を待ち合わせます。
淡路でさらにその次の準特急に2分差まで縮められ、ここでも連絡します。なので実質淡路でも準特急待ちと言えるかもしれません(スタフには待避では無いので記入されていません)。
なお淡路では、準特急より先に普通大阪梅田行きにも連絡するため、当列車から大阪梅田方面に乗り継ぐ人は、その普通に乗っていってしまいます。
【運転上のポイント】
Ver3.4でも似たようなダイヤ(茨木市で快急待避)を公開していましたが、それとほぼ同じようなダイヤと思ってください。
茨木市以後は淡路まで先着のため、客数も増えてきますのでブレーキ扱いにご注意ください。
駅間は特に詰まることも無いはずなので、駅間最高速度まで出しても大丈夫です。
千里線内は違ったポイントがあるので、千里線普通761列車の解説も参照ください。
【その他】
現時点のシナリオでは、66系を最高速で運転できる唯一のものです。今後ダイヤを増やすことになったら、そういったシナリオも他に増やす予定です。
66系の朝の運用は、北千里発着が比較的多く設定されていて高槻市発着は少ないです。ちなみに66系は昔から普通運用主体で、定期列車で準急などで走ることはありません。
普通1087
【時刻】
嵐山10:57→桂11:05
【停車駅】
各駅に停まります。
【充当車両】
6300系4両編成
【ダイヤの特徴】
嵐山線の一般的な普通です。休日ダイヤなので嵐山1号線から発車し、上桂で上下交換があります。
桂に到着すると同時に、上り京都河原町行き特急が発車してしまい連絡できませんが、京都河原町行き準急がその後3分ほど停車することで、当列車からの連絡を受けます。
【運転上のポイント】
上桂もですが、松尾大社でもS標による20km/h照査があるため、ブレーキにご注意ください。
そして相変わらず松尾大社→上桂のダイヤはタイトです(実車も5秒ほど遅れることが多いです)。この区間は下り坂なので、速度維持に気を付けてください。
【その他】
嵐山線の日中ダイヤは13・17分間隔の繰り返しで、このスジは13分間隔後のダイヤなので、客数は比較的少なめです。
多客期等は稀に7300系か8300系の6両編成が代走することがあります。
普通761
【時刻】
北千里7:57→天神橋筋六丁目8:23
【停車駅】
各駅に停まります。
【充当車両】
大阪メトロ66系8両編成
【ダイヤの特徴】
北千里4号線の引き上げ線からの発車となり、入換扱いが必要です。既に1号線に大阪梅田行きが停まっていますが、あちらは待たせてこちらが先発します。
淡路では京都本線下りの準急と準特急のちょうど間をすり抜けるようにして柴島方面に向かうため、対面接続は有りません。
【運転上のポイント】
千里線全体のポイントとしては、Ver3.4に比べて線形やホーム形状が変わっている下新庄・柴島付近の走行に注意するところでしょうか。
まず下新庄ですが、ホーム工事の関係で、上下線で停止位置の位置が違っているため、速度にご注意ください。
次に淡路の先、ポイント制限30km/hがありますが、これが解除されて加速を始める箇所は、ポイント終了部から8両分の距離ではなく、その先の半径160m左カーブを編成が抜けてからのようです。最初の閉塞信号機あたりから再加速すると良い感じです。
また柴島構内から淀川橋梁までの間、60km/hの徐行制限があります。こちらも抜けてから再加速する運転士が多いですが、最高速度は65km/hなのでそれは守るようにしましょう。
このダイヤについては休日の朝なので車内も空いており、特に個別のポイントはありません。
【その他】
66系のダイヤは日中のものも考えましたが、後述の普通1055と被るので止めました。平日朝か夕方か等考えましたが、北千里の電留線出庫を再現したいのもあり、結局休日朝のスジになりました。
ちなみに電留線発着は朝夕限定で、日中は臨時列車が無い限り、ホームで直接折り返します。
普通1055
【時刻】
北千里10:52→天神橋筋六丁目11:18
【停車駅】
各駅に停まります。
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
休日日中の阪急車による普通です。
日中は北千里ホームで直接折り返すため、入換運転はありません。
淡路で普通大阪梅田行きに連絡し、大阪梅田行きが先発となるため少し停まります。平日はこのあと到着する特急とも連絡しますが、この列車は連絡せず、特急の到着前に発車します。
【運転上のポイント】
千里線のポイントは普通761列車と同じです。淡路では上り特急が発車してからの入線になります。
日中のダイヤでは、上り特急の淡路発車が遅れると自列車の入線が遅れ、自列車が遅れると連絡の大阪梅田行き普通車の発車が遅れ、普通車が遅れると続行の下り特急の到着が遅れ・・・と淡路ジャンクションの平面交差による弱さが露呈します。高架になったらこういうのも解決しそうです。
ともあれ何が言いたいのかというと、淡路には遅れないように注意して下さい。
【その他】
千里線の淡路以北ではは平日・土休日とも日中は普通のみが10分毎に走るので、午前中はそれなりに混みますが、淡路で大阪梅田方面に乗り換える客が目立ちます。
淡路以南では土休日は堺筋準急が走るので、土休日の方が本数が多くなり、比較的空いています。
普通775
【時刻】
北千里7:47→大阪梅田8:21
【停車駅】
各駅に停まります。
【充当車両】
3300系・5300系・7300系・8300系・1300系8両編成
【ダイヤの特徴】
平日朝ラッシュ時の普通です。
北千里では引き上げ線の3号線から発車するので、入換扱いが必要になります。
淡路で準急天下茶屋行きに連絡してから発車、淡路以降は京都河原町発普通の続行運転となります。
【運転上のポイント】
千里線の朝ラッシュはだいたい2/3が天下茶屋行き、1/3が大阪梅田行きとなっており、大阪梅田まで直通する列車が少なめで客が集中する傾向があるようで、線内でどんどん混み始め、淡路で準急と連絡することでそこからの乗換客もどっと乗ってきます。
しかし淡路以後は先行普通が走っていますので、客は微減していき、ラッシュ最中の大阪梅田に到着となります。
【その他】
梅田直通は7両編成と8両編成の運用がありますが、平日朝は特に混むため8両編成のみが使用されています。
また北千里駅は終日1号線が梅田行き、2号線が天下茶屋行きと固定されているので、列車によっては右側通行で入線します。
普通1173
【時刻】
北千里11:22→大阪梅田11:52
【停車駅】
各駅に停まります。
【充当車両】
3300系・5300系7両編成
【ダイヤの特徴】
休日日中の梅田直通普通です。
日中は北千里ホームで直接折り返すため、入換運転はありません。
淡路で普通天下茶屋行きに連絡し、以後大阪梅田まで特急から逃げる運転となります。
【運転上のポイント】
終点まで各駅の停車時間が短く、編成が短いゆえ混雑気味になるので、キビキビとした走りが要求されます。
特に淡路以遠は後ろから特急が迫っているため、遅延は避けたいところです。
7両編成専用の停止位置がある駅は南千里のみです。かつては下新庄も対象でしたが、2022年12月当時は前詰めに停車しており、共通の停止位置になっています。
【その他】
前述のように長時間停車が無いうえ、ツーハンドルの旧型車両が充当されるため、定刻運転するためには各駅でキッチリ停車する必要があり、腕の見せ所と言えるダイヤです。
雨が降ると難易度がさらに跳ね上がります。ぜひ定刻運転を頑張ってみてください。