わ゙いおりん【ヴァイオリン】
弦楽器の最高音を担当する楽器にして、メロディーも一番多く担当する、まさにオーケストラの花形楽器。ほとんどの曲でふたパートに分かれており、違った役割を担当する。必要人数が最も多く、希望者も最も多い。
ゐ゙おら【ヴィオラ】
ヴァイオリンとチェロの間を担当する中音の弦楽器。ヴァイオリンと同じような見た目で間違えられやすいだけでなく、多くは内声部を担当し目立つ場面も少ないために不遇な扱いを受けやすく、ただでさえ自虐ネタの多い楽器ジョークの中でもヴィオラの物は殆どを自虐が占める(ような気がする)。
しかしその実は低音と高音を繋いで和音を組み立て、オーケストラに色を与え成り立たせるために欠かすことのできない超重要な楽器である。また、ヴァイオリンほどは多くないメロディーではその渋い音色が聴衆の心を引き付ける。
その昔「ヴィオラ」という言葉は弦楽器の総称として使われており、その名を今も受け継ぐヴィオラはまさに真の(西洋擦)弦楽器の代表とも言える代物であるといえる。ちなみに、ベートーヴェン、シューベルト、ドヴォルザークなどの錚々たる作曲家たちもヴィオラを演奏していたらしい。
ゐ゙おらのその【ヴィオラの園】
後ろに並ぶ2つの小部屋のうち、入口に近い方。その名の通りヴィオラのほか、チェロ・コントラバスの一部が置いてある。何故「園」なのかは分からない。