たいいくたいかい【体育大会】
体育の様々な競技を競う大会。ある関係者の曰く楽しむための「祭り」などではなく、あくまで能力を競う「大会」なのだという。オーケストラ部は校歌と得賞歌(表彰の時に演奏するヘンデル『見よ、勇者は帰りぬ』)を、吹奏楽部は入場行進のマーチを演奏する。この時には一時的に三年生が戻って来る。
ちぇろ【チェロ】
低音の弦楽器。深みのある音色は多くの人に好まれ、ソロの曲も多い。
ちゅーにんぐ【チューニング】
ある特定の音を鳴らして、基準となる音に細かい音程を揃えること。合奏の始めにはオーボエとコンマスがA(ラ)の音を合わせ、その後オーボエの伸ばし続けるAの音を基準として他の管楽器が合わせ、終わるとコンマスを基準として弦楽器が低音側から合わせていく。
ていえん【定演】
定期演奏会の略。
ていきえんそうかい【定期演奏会】
毎年一回、5月初旬に行う演奏会。ここがオーケストラ部の一年の集大成となる。直前の一ヶ月で個人の技量も全体の仕上がりも急激に良くなる。これは普通のことではあるが、日頃の練習の熱の入れようがこの時期の成長具合をより一層すごいものに感じさせる。
とつぜんのせいじゃく【突然の静寂】*
練習中時々起こる現象。特に意味はないので、演奏を続けるという強い心を持つことが大事である。ある地域ではこうなることを「天使が通る」というらしい。