30号 巻頭言
「余り」がのこっていくような授業
――あなたにとって経験主義の社会科とは何ですか―― 東田 晶明
(省)こういう時間がくり返されるといつまでたっても作業そのものを主体的に組み立てる構えや力は私の内からは出てこない。作業をよりよくしようと想いも薄れていく。『なんか教育の話と似ているなあ』,ふと作業を教育や授業と重ねながら改めて考え、育てるという「教育」の難しさと大切さを考えてしまった。how to を伝えることは大切であるが、それで終わらず、良い悪いは別にして「次はこれをすれば良いのかなあ?」というその人の思いを認めていく。教えるという中にこのような「余り」があれば・・・・ (省)
目次
第1章 論文・実践報告
Ⅰ「M君との1年」 田代 恵
Ⅱ「高野実践に学ぶ」 吉本 充
第2章 授業提案(2022年集会)
1.授業提案 3年社会科「入門期社会科の授業づくり」 ~発見や疑問に向き合い、話し合うことで社会科が 好きになっていく子ども達~「わたしたちのくらしとお店屋さんの仕事」 授業について・授業記録・座席表
2.授業提案 6年国語「わたし地域をよくする」単元名「自分たちの力で,永源寺の未来をつくろ う」 ~パワーポイントをかけたら使って,説得力のある提案をしよう~ 授業について・子どもの発表資料2グループ分
3.関西集会に参加して
編集後記後記 中川 義三
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