宇宙には、目に見えないエネルギー(気)が満ちています。それは一定の法則に従って循環しているのですが、このエネルギーは下記の9つに分類されます。
この分類の源流は古代中国の洛書という図にありますが、それについては後で触れることとします。
一白水星(いっぱくすいせい)
二黒土星(じこくどせい)
三碧木星(さんぺきもくせい)
四緑木星(しろくもくせい)
五黄土星(ごおうどせい)
六白金星(ろっぱくきんせい)
七赤金星(しちせききんせい)
八白土星(はっぱくどせい)
九紫火星(きゅうしかせい)
各九星にはそれぞれに意味があり、自然界のあらゆるものは九星のいずれかに分類されます。
九星気学は、人がこの世に誕生した時、このうちのどの「気性」を吸い込んだかによって人の運命を占いますので大切な要素となります。
気性には、「年の気性(本命性)」「月の気性(月命性)」「日の気性(日命性)」「時間の気性(刻命性)」がありますが、これも詳細については後述します。
なお、九星気学では、多くの人になじみのある「星」という文字を使っていますが、本来は「性質」という意味です。
西洋占星術のような星座や惑星の「星」ではありません。あくまでも哲学的な概念だということを覚えておきましょう。
こちらでは、九星の持つ意味やその事象などを、略式ながらご紹介して参ります。