やむを得ないお引越しや動土で方災が懸念される際、家相が悪いお家に住まう際など、神様の御力で御守護いただく為に、神社での御祈願をおすすめさせていただくことがございます。
以下に、代表的なご祈祷、出張祭典の内容などをご紹介いたします。
昇殿祈祷編
「厄除け」「厄祓い」などとも表現します。
日本には古くから、人生の節目を「厄年」として忌み慎む習わしがあります。
厄年とは、現代の生活にもあてはまる人生の節目・転換期にあたり、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢、また人間の一生のうち、何らかの厄難に遭遇する恐れの多い年齢をいい、医学の発達した現代においてもなお、万事に慎むべき年齢として、人々に意識されています。
「方除け」「方災除け」「八方除け」などとも表現します。
年まわりが中央・北・北東・西南に位置する年齢は、運気が低迷する年といわれており、該当の方は男女ともに方位除を受ける年回りとなります。
また、やむをえない凶方への移転・普請・旅行の際には、方位の災いがないよう事前に方位除をおすすめいたしております。
出張祭典編
地鎮祭は、「ぢまつり」「とこしずめのまつり」ともいい、建物の新築工事、あるいは各種の土木工事の起工に際して、その土地を守護されている神様(大地主神/おおとこぬしのかみ)・地域の鎮守様(産土大神/うぶすなのおおかみ)をお招きし、ご神前に建物普請・工事着工の由をご奉告申し上げ、今後の平安守護、並びに建築工事の安全を祈願する大切なお祭りです。
地鎮祭は建主が中心となって執り行う祭儀で、工事関係者も参列し、建主とともに工事が無事に進むことをお祈りします。