研究室のモットー
「恥ずかしい質問をしよう」「協力しよう」「自然現象に興味を持とう」
○ コミュニケーションを大事にします。現代の生物学は共同研究者とのチームプレイや競争相手との切磋琢磨によって発展します。コミュニケーション力を伸ばすことは研究に大切なことです。
○ 恥ずかしい質問を歓迎します。質問者を責めてはいけません。恥ずかしい質問の中にこそ大事な気づきが隠れているものです。
○ 大学の研究室は決められた実験の速さを競う場所ではありません。未知の問題に挑戦して失敗を繰り返し、考えながら学ぶ場です。失敗から学んで考える力を身につけてもらいます。
研究室で目指しているのは「研究を通じた人材育成」です。研究室で身につけたコミュニケーション能力や、失敗から学んだ考える力は、社会に出てから必ず必要になる能力です。また、試行錯誤して実験装置を作る経験は、より大きな装置を作るときに生きてきます。
学部卒の就職で大切なのは、理系の基礎としての論理的考え方ができること、同僚などとのコミュニケーションができることです。これらは村田研の「何を大切にするか」の中で、しっかり学ぶことができます。また、研究室での文章の書き方の指導は、そのまま就活に役に立っています。
メンバーで協力して自主的運営を目指しています。レクレーション係、整理整頓係などの係があり、ミーティングでは学生リーダーが司会をしています。
イベントを企画してメンバーの交流を図っています。イベント内容については「最新情報」および村田研インスタグラムをご覧ください。
毎年、ハイキングを兼ねて、近隣の田んぼや池などでミカヅキモ採集と観察を行っています。詳細は「ミカヅキモのページ」をご覧ください。
研究室旅行で念願の花火!(2023.9.3)
初冬の日差しの中、グラウンドでアルティメットを行う様子(2022.12.14)
近年の生物学は実験方法の標準化が進んでいますが、藻類を使った実験は未開拓の部分が多く、手作りの実験装置が活躍します。目的に応じて実験装置を組み立てることは、エンジニアの第一歩とも言えます。工作が得意な人、歓迎します。
写真は、手作りで組み立てた装置や器具の例です。
さまざまな色の光で藻類を培養する装置と、細胞の密度を測定するため、さまざまな大きさのメッシュパターンを培養容器の底に貼り付けた様子です。
3色培養装置
メッシュパターン