Leonora・Klengel
レオノーラ・クレンゲル
Leonora・Klengel
レオノーラ・クレンゲル
Race:人造人間
Attribute:秩序/中庸
sex:♀
age:6 (肉体年齢17程度)
height:156cm
weight:49kg
Fav:死に敬虔を捧ぐ者
Hate:死の価値を欺く者
●裁定者(クローン) 肉体+++ 敏捷+++
彼女は外なる世界から来訪する
"異教徒"に対抗する為に作られた兵器である。
●LAMEDシリーズ 肉体+++ 耐久++
『正義』と『裁判』の意を冠する使徒たちは
"教団"に仇名すあらゆる反徒を滅殺する。
●狂信者 精神++ 倫理-- 攻撃性++
彼女は己が見つめる"神"よりの啓示に
その心の奥底まで狂いきっている。
『黒の世界』出身のシスター。"裁定者"と呼ばれる人造兵器の1人。
煌々と輝く紅の瞳と、常に絶やさぬ笑みを浮かべた少女。
その物腰からは常に掴み所のない気配を漂わせ
いつ如何なるときであったとしても、
自身のな態度を崩すことはない。
やや小柄な体付きと、
不思議な落ち着きの漂う装いとは裏腹に
漆黒に濡れそぼった鉄塊のような特大剣を
悠々と振り回し、夜の空を舞う
蝙蝠の如き俊敏な身体能力を持ち合わせる。
外界から飛来する未知の敵対存在『異教』にすべく
人類によって設計・製造された戦闘生体兵器の1人であり、
"RAMED"シリーズ558番目のクローン個体。
"第15号首都強襲作戦"の最中に失踪、
混沌の末にフタハナ島へと辿り付く。
札付きの狂信思想を抱く
要監視個体として認知されていた前線戦闘員で
フタハナ島転移直前の満身創痍を物ともせず
自身の『敬虔』を全うする為の活動を開始する。
<<世界について>>
"黒の世界"は、この多次元世界構造の
最も中央に位置する"秘匿"された領域であり
あらゆる別次元からの『堆積物』が流れ着く
暗黒と混沌が蔓延る世界の坩堝である。
"黒の世界"は「我々」が住む世界と比較的に類似した
様々な人種・文化・生物種の構成を持っているが
この多次元世界構造の中で最も進歩した独特の科学技術を持ち、
強大な宗教国家によって支配された統一秩序を持つ。
"黒の世界"は、この多次元世界構造の各次元において排外された
数多の『堆積物』――滅された生命、忘れられた知恵、失われた思想、
そして、それらを観測する「教団」の存在によって形作られている。
他の世界から消滅し、流入し、逸脱した"何か"は
最終的に、この世界への"捧げもの"として地に満ちる。
"黒の世界"は、この多次元世界構造において
最初に「他の世界」の存在を発見・認識したとされる次元であるが
"黒の世界"そのものが、どの段階で次元構造の中で誕生したのか
また、いつその文化構造などが発生し、他の世界との
高い類似性を持つに至ったのかなど、それら全てにおける
歴史的な経緯は何一つ不明とされている。
<<混沌の掃き溜め>>
随時加筆....
・教団
皇歴以前、北欧を中心に強大な勢力を築いていた科学宗教組織。
先進技術を強く信奉し、徐々に世界的な影響力を身につけていった。
現在は世界全土を統括する国際管理組織としての色が強い。
・皇歴
"教団"によって新たに制定された国際的な紀年法。
西暦2033年を「皇歴元年」とし、これ以来全ての「文明的国家」が
この年号を使用することが義務付けられている。
・"異教"
皇歴7年(西暦2040年)に突如として世界各地に無数に出没し
人類に対して一方的な攻撃を開始した謎の有機生命体の総称。
現代のヒトに類似したDNA配列を持つ非人型実体で
骨のような体表にひび割れたような紋様が浮かぶ
丸みを帯びた複数の楕円形の部位によって形成された、奇妙な造形を持っている。
個体ごとの形状は非常に多種多様であることが知られており
サイズも数十cmほどのものから、全長数kmにも及ぶ長大な個体も存在している。
全ての個体が未知の原理による浮遊能力を持ち、
小型のものになるほど高い運動能力を備えている。
・思念波
異教が持つ特異な性質。
体表から生物の脳波に酷似した波動を広範囲に放出することで
他の個体との正確無比な意思疎通を行うことができる。
地球上に存在する全ての異教たちは、この性質によって相互に結び付き合っており
多数の個体がまるで1つの生命として行動するかのような驚異的な統率力を持つ。
基本的に大型の個体ほど広範囲に効果を発揮し
最大のものでは半径数kmの高範囲にその影響を与える。
この異教の放つ思念波に他の生物が晒されると
重篤な記憶障害・幻聴・幻視といった危険な精神的症状が引き起こされる。
異教はサイズが大きいものほど「上位」の存在であるとされており
全ての異教は自身より大きな体躯を持つ別の異教の思念波に付き従うように行動を取る。
・"波動障壁"
異教が放つ思念波によって発生する未知の現象。
体外に放出された思念波の一部が、あらゆる物理法則を歪曲・屈折させることで
外部からの一切の質量攻撃をほぼ完全に無効化する。
これは異教自身に対する物理法則にも作用し
このため、異教は浮遊能力を得ているものと推測されている。
思念波と同様、大型の個体になるほどその範囲は増大し
最大で半径約1kmにも及ぶ防御範囲を発揮する。
・多層ニューラルリンク理論
異教の生体構造と「思念波」の研究によって誕生した超技術。
ヒトが持つ生体脳波を特殊な信号として用いることで
他の個体との意思疎通(テレパシー通信)を行えるほか
脳波を極限まで増幅することで異教が持つ"波動障壁"を「中和」することができる。
ニューラルリンクによるテレパシー通信には「相性」が存在しており
ヒトが持つ様々な要因によって程度が決まることが確認されている。
・中和
多層ニューラルリンク理論の確立とほぼ同時に発見された作用。
異教がまとう"波動障壁"に対し、ニューラルリンクによって
大幅に増幅した脳波を照射することで、その障壁を
一定の規模だけ相殺・減衰させることができる現象。
この現象をにより、人類は異教に対する武器を開発することに成功する。
・裁定者
異教に対抗するため、"教団"が主導となって製造を行っている人造人間の俗称。
選出された1人の"オリジナル"から約8000~12000人ほどのクローン個体が培養され
様々な専用装備に対応した身体的・精神的な強化改造を施される。
裁定者はオリジナルの人物1人ずつに対応した命名法則を持つ部隊名で識別される。
クローニングによって誕生した裁定者同士はニューラルリンクの相互結合の相性が非常に高く
異教の思念波などの強いノイズの影響下においても強固なテレパシー通信を行うことができる。
・義翼
裁定者の標準装備の1つとして開発された装置。
装備者の脳波を大幅に増幅する機能を持つ。
天使の翼を思わせる大型の機械装置であり
裁定者の背中に移植された接続部へと二基一対、または四基二対で装着する。
増幅した脳波を用いたニューラルリンク通信による裁定者同士の意思疎通のほか
体外に放出した脳波を用い、異教の思念波による
精神汚染を一時的に防ぐバリアを形成・放出させるほか
脳波をごく一瞬だけ高速かつ広範囲に放出させることで
周囲の味方や異教の位置を知るアクティブソナーとしても機能させることができる。
また後述する「刑具」と合わせた
異形の"波動障壁"の中和機能も合わせ持つ。
・刑具
裁定者の標準装備の1つして開発された武器の総称。
「義翼」によって増幅された装備者の脳波を感知し、その脳波に強力な指向性を付与する。
これにより異教の"波動障壁"を中和しつつ
物理的なダメージを与えることができるようになる。
特性上、増幅された脳波は放出の源である装備者から離れるほど効力が失われてしまうため
戦闘の際は脳波がその効力を維持し続けることができるごく短距離――
つまり、近接武器を使用した接近戦を前提とした運用を行う必要がある。
そのため、これら刑具は全てが純粋な近接武器として設計されている。
・装備の汚染
義翼や刑具などの装備は、異教との戦闘を繰り返す中で
異教の発する思念波への被爆、または
異教の生体組織の付着などによって徐々に「汚染」されていく。
汚染の閾値が一定以上まで進行した装備は
異教のもと似た有害な思念波を周囲に発生させるようになるため
汚染が深刻となった装備類は速やかな廃棄処分が必要となる。
・孤絶された異教
なんらかの理由により、思念波による相互結合から
切り離されたと思しき異教の存在が度々報告されている。
これらの「孤絶」された異教は、他の個体との意思疎通や団体行動を一切行わなくなる上
体表から自身の思念波を全く発さなくなり、同時に"波動障壁"も消滅する。
この状態になった異教は生体活動がゆっくりと減衰し
やがて全ての機能を停止してしまうが同時に他の生物に対して
「同化」と呼ばれる行動を積極的に行うようになる。
・同化
孤絶状態になった異教が積極的に行う謎の行動。
自身とおおよそ同等のサイズである別の生物と物理的に"融合"し、その生物と一体となる。
その性質上、全長が数百メートルにも達するような大型の異教は
自身に似合ったサイズの別の生物が殆ど存在しないため、やがて機能停止を迎えることとなる。
・融合体
異教との同化を果たした生物を差す名称。
肉体が異教の生体組織と分子レベルで結合し、その外見は
融合した異教と生物の特徴が入り混じった、非常に歪で醜いものになる。
しかし、身体を侵されたことに対する拒絶反応や
歪な同化による臓器不全などの致命的な症状は一切起こらず
融合の対象となった生物は、1つの生命体として
殆ど問題なく生存することができることが確認されている。
融合体となった生物は異教と同じ思念波を周囲に発生させるため
速やかな除去が必要となる。
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『死とは最も尊きものなり』