一般課題申請 (2024年度)

2024年度の一般課題の募集は、2023年12月7日(木)をもって締め切りました。

多数のご応募ありがとうございました。

2024年度 全国共同利用課題申請要項

東京大学物性研究所・附属中性子科学研究施設が運営している全国共同利用の課題募集を、以下の期間で行います。多数のご応募をよろしくお願いいたします。 

2023年11月1日(水) ~  2023年11月30日()  2023年12月7日(木)

            ※締切を延長いたしました。(2023.11.29更新)

申請するには・・・

一般実験課題の申請は、JRR-3大学共同利用支援Webサイト NSL RING (NSL Research Information NaviGator)から行ってください。 

動境確認を行なっている、Microsoft EdgeおよびGoogle Chrome の使用を推奨します。

本システムの利用にはご自身のアカウントでログインする必要があります。アカウントをお持ちでない方は、まずアカウントを作成してください(5分程度の作業です)。

 なお、アカウントは日本原子力研究開発機構の装置への課題申請システムJRR-3 RINGと共通化されています。

申請資格について

2024年度課題募集より、国際課題として、日本国外に所属する研究者・大学院生からの申請も可能としました。

指導教員確認書

提出先 : nsl-appl [at] issp.u-tokyo.ac.jp

具体的な申請方法

よくお読みの上、不備のないように申請手続きを行ってください。

NSL RING の使用方法(記入上の注意) 

研究提案書の作成方法

研究提案書は、 NSL RING 内でアップロードします。


課題審査

申請された研究課題は、各研究分野の担当委員と2名の査読者による「学術審査」およびIRTによる「技術審査」を経て、中性子散乱実験審査委員会(NSPAC)で審査されます。審査結果は、3月中旬頃、研究代表者あてに通知されます。

課題審査スケジュール

成果報告

This work was carried out by the JRR-3 general user program managed by the Institute for Solid State Physics, the University of Tokyo (Proposal Nos. ********, ********). 

共同利用の成果を明示することは、今後の運営において非常に重要です。どうぞよろしくお願いいたします。

課題申請の注意点

装置の種類(Type-A, B)について 

→資料2024年度課題募集の概要

JRR-3の大学管理装置12台は、この2種類のタイプのいずれかに分類されます。

Type-Bの装置においては、一般課題の実験の支援は限定的になります。申請前に、申請したい装置の装置責任者に必ず連絡して了解を得ていただくようお願いします。

大学管理装置・装置責任者リスト

博士課程大学院生からの課題申請  

2023年度課題募集より、博士課程の大学院生からの課題申請を受け付けます。ここで博士課程の大学院生とは、以下の通りとします:

• 大学院博士課程・博士後期課程に在籍する大学院生

• 次年度、上記に進学を予定している修士課程・博士前期課程2年次に在籍する大学院生

博士課程の大学院生からの課題申請の際には、指導教員の了承が必要です。「指導教員確認書」を提出していただきます。

課題申請時の希望装置群について 

2022年度課題募集より、1つの申請課題(課題名)が1つの装置に対応するように、同群の装置からの希望制に変更しました。(以前は、1つの申請書から最大3装置まで選択可能としておりました。)複数の装置での実験を想定して申請する場合は、それぞれ申請書を作成いただき、関連課題であることを明記していただくようお願いします。2023年度課題募集より、冷中性子三軸装置HER(C1-1) も熱中性子三軸装置と同群とし、「三軸」群として募集します。

使用希望装置群のリストは、2024課題募集の概要」の「Type-A, B装置分類案をご参照ください。 

試料と機器の持ち込みについて

2021年度の課題申請より、実験試料ならびに持込機器(ある場合)について、取り扱い方法や安全対策を回答・記述していただいております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

申請項目の具体的内容や回答・記述の方法は、課題申請マニュアルに掲載していますので、よくご確認ください。

HERMESにおけるMail-in Service(試料送付による代行実験)について

東北大学金属材料研究所が管理する粉末回折計HERMESにおいて、Mail-in Serviceを行っております。

Mail-in Serviceでは、測定試料を送付いただくことで装置担当者が代理で実験を行い、実験データをメールにてお送りします。

なお、Mail-in Serviceの対象課題は、装置担当者が実施可能な限られた数となりますので、希望される方は、課題申請書の提出前に装置担当者との事前相談を必ずお願いいたします。

その上で、NSL RINGにおいて作成される課題申請書の「装置/試料環境機器」のページに「装置に関する追記事項」という欄がありますので、そこに「HERMESにおいてMail-in Service希望」とご記載ください。 

MINE(C3-1-2-2)について

多層膜中性子干渉計/反射率計MINEについて、2021年度以降は干渉計(MINE-1)ならびに反射率計(MINE-2)を1つにまとめて「C3-1-2-2 MINE」として、反射率測定やデバイス開発などの課題を受け付けております。

なお、MINEは2024年度もType-B装置ですので、課題申請に際しては事前に装置責任者へご連絡をお願いします。

SANS-U (C1-2)について 

中性子散乱とX線散乱の相補利用を目的として、X線小角散乱装置 SAXS-U(アントンパール社 SAXS point2.0)を整備しております。SANS-Uと合わせてSAXS-Uの利用をご希望の場合は、SANS-Uへの課題申請書にその旨を明記ください。SAXS-Uのご利用にご興味のある方は、SANS-Uの装置責任者にご連絡ください。

iNSE(C2-3-1)について

測定可能な運動量遷移およびフーリエタイムの範囲については事前に装置責任者にご確認ください

追記事項

補欠課題(リザーブ)について

「補欠課題」の場合は、旅費は支給されず、基本的にビームタイムは配分されませんが、マシンタイムに余裕がある場合、装置責任者との協議の上、上記のバッファタイム内での実施の可能性があります。

寒剤等消耗品について

緊急課題申請

一般課題の募集は上記のとおり年1回ですが、特に緊急を要する課題が生じた場合は、緊急課題として受け付ける場合があります。

下記、課題申請窓口アドレスまでご連絡ください。

連絡先: nsl-appl [at] issp.u-tokyo.ac.jp

課題申請に関するお問い合わせ

住所 〒319-1106 茨城県那珂郡東海村 白方106-1 東京大学物性研究所 附属中性子科学研究施設 事務室

TEL 029-282-5782

FAX 029-282-8709

e-mail nsl-appl [at] issp.u-tokyo.ac.jp