IRT課題申請

2024年度のIRTについて

JRR-3の大学共同利用では、各装置にInstrumentation and Research Team(略称IRT)を組織し、承認されたIRTマシンタイムのもとで、装置の高度化や保守管理、研究活動を行ないます。

一般課題の申請期間にあわせて、各装置の装置責任者により、IRT課題申請書を作成し提出していただきます。

担当する装置の開発目標と運営方針、メンバー構成と分担などを記述してください。

中性子散乱実験審査委員会(NSPAC)および中性子科学研究施設運営委員会において、この申請書に基づき、IRTとしての適性を判断し、マシンタイム配分比率を決定、承認します。

IRT課題になじまない研究課題は、一般課題として申請してください。

JRR-3の大学管理装置12台は、以下の2種類のタイプのいずれかに分類されます。

2024年度のタイプ分けの案は、こちらをご確認ください。

IRTの任務と権利

(a) 装置・装置付属機器(アクセサリー)の維持と高度化、ならびにこれらを用いた測定手法の開発

(b) 担当装置のIRTマシンタイムを用いた研究と大学院生の教育の推進

(c) 担当装置における共同利用実験の支援

 試料チェック・緊急課題・フォローアップ、国際協力、産業利用への対応等

(d) 担当装置の高度化のための競争的資金の獲得

(e) その他、NSPACが必要と認めた事柄

IRTの自由裁量マシンタイムの使用目的

Type-A装置においては、比率p%は、年間運転日数全体の50%以内とする。ただし、研究・開発・教育用ビームタイム(R+M&D)は33%以内とする。

Type-B装置においては、比率p%の上限は設けない。

(R) IRTの研究および院生の教育用

  国際協力・産業利用への対応等を含む。Type-B装置においては、プロジェクト遂行のための長期ビームタイム使用も含む。

(B) 共同利用課題用バッファータイム

  試料チェック・緊急課題・フォローアップ・オーバーブッキング対応

(M&D) 装置開発とそれに伴うパフォーマンスチェック

(O) その他、NSPACが必要と認めた事柄。Type-B装置においては、教育的なビームタイム使用を含む。

申請方法

1. 以下のリンク先より、IRT課題申請書様式(Excel)をダウンロードしてください。

IRT課題申請書様式(Excel)   (Type-A, Type-B共通様式)2023.11.21更新

2. 様式に必要事項をご記入のうえ、

申請期限: 2024年12月20日(水)

申請先 : nsl-appl [at] issp.u-tokyo.ac.jp

まで、メール提出をお願いします。メールのタイトルは、「IRT課題申請_(装置名またはビーム孔名)」としてください。

2023年度のIRT申請様式を参照したい場合は、上記課題申請窓口までお問い合わせをお願いします。

入力時の注意

装置担当者について

(2021/11/5一部更新)