課題申請マニュアル

課題申請システムNSL RINGによる、課題申請書の作成方法を解説します。

!重要! で示された箇所は、2024年度募集から新たに変更・追加された項目です。過去の年度から本システムで申請されてきた方も、よくご確認のうえ、申請書を作成してください。

基本仕様

入力欄について

0. 初めて申請する方・アカウントをお持ちでない方は

まず、アカウントを作成します。既にアカウントをお持ちの方は「1.申請の開始」へお進みください。

備考

1. 申請の開始

新規申請

既に提出済または編集中の課題がある場合で、さらに別の課題を申請する場合でも、この新規申請から行います。

ここで、課題申請にあたっての注意事項が表示されますので、必ずご一読ください!  内容に同意していただける場合は、下方の

   「□  私は以上を同意したうえで、実験課題の申請を行います」

をクリックしてください。

作成中の申請書の編集を行う

「ユーザトップ」画面で、課題情報 の下方に表示されている「課題一覧はこちら」をクリックし、編集したい課題申請書を選択します。 

2. 課題申請書の入力の仕方

(1ページ) 課題情報

課題情報

研究代表者(申請者)

ログインしているユーザ情報がそのまま自動入力されます。所属等変更がある場合は、上部メニューの  [ユーザ情報] > [ユーザ情報の更新] から更新してください。

混乱を招くため、2024年度申請から、「申請者」と「研究代表者」を統合しました。

実験付添者 (大学院生のみ)

指導教員確認書 をダウンロード

提出先:nsl-appl [at] issp.u-tokyo.ac.jp

研究協力者

学生課題の場合、上記の実験付添者は自動的に研究協力者の1人となるため、ここで再入力する必要はありません

この際に、この研究協力者のアカウントが自動的に生成されることはありません。

実験が出来ない日時、等

備考・その他

(2ページ) 装置・試料環境機器

使用希望装置

(3ページ) 持込機器

JRR-3では、ユーザーが実験室内に持ち込む試料や機器について、持ち込み前に安全審査を行うとともに、機器の名称、使用/保管場所、保管期間などが提出される必要があります。正確に回答・記入してください。

持ち込み機器の有無

「あり」を選択すると、1台目の持ち込み機器の回答・記入欄が表示されます。

持ち込み機器

2台以上の持ち込み機器がある場合

[+持ち込み機器n 追加] を押してください。2台目以降の持ち込み機器に対する回答・記入欄が表示されます。最大10台まで申請可能です。

(4ページ) 試料

上述のSDSYSに入力するための情報となりますので、正確に回答・記入してください。10個まで申請可能です。

試料情報

試料の安全情報

試料の化学安全・放射線安全に関して、Yes か No かを回答してください。回答結果をもとに、施設側でリスクアセスメント(RA)を行い、結果を申請者に通知します。RAの段階で施設から質問が行く場合もあります。通常状態(常温・常圧・無磁場)でNoであっても、実施予定の実験条件での物性の変化によりYesとなりうる場合は、Yesとしてください。

試料の取り扱い方法・注意点

容器の種類と容器への封入方法、固体であれば容器に対する固定方法、粉末・液体・気体の場合は容器から漏れ出さないための対策方法についてわかりやすく記述してください。試料の状態(結晶性など)を確認後に容器に封入する場合、測定の直前に合成などの処理が必要な場合、その他注意を要する事項があればその旨を記述してください。

既に登録済の試料を再度申請する場合

今年度以前の課題で申請済の試料を今回の課題申請で再度使用したい場合、申請済の試料の情報を元に新規で申請したい場合は、以下の手順で登録してください。

①  試料リストの右枠内をクリックすると、申請者が以前に申請した試料がプルダウン表示されます。該当するものを選択してください。

②  試料ID、化学式・組成以降の情報が読み込まれていることを確認してください。

③  再度使用したい場合は、そのまま、「試料情報を上書き保存」を選択します。新規で申請し直す場合は、②の変更箇所があれば修正したうえで、「試料情報を新規保存」を選択します。

(5ページ) 関連課題

過去3年間の関連課題について

過去3年間で関連する採択課題がある場合は、3件まで記入してください。

研究代表者が発表した最近の研究論文

研究代表者および協力者が最近発表した発表論文の著書、タイトル、雑誌名、巻数、発表年、ページ番号を5編まで記述してください。

(6ページ) 研究提案書

*実験の要旨

研究提案書の内容を400字以内で要約してください。

*研究提案書ファイルをアップロード

3. 申請書の提出

提出前に、申請内容に問題がないか、よく確認してください。[PDF] ボタンから、提出される形式で申請書を閲覧できます。


編集中の申請書は、締切りを過ぎても提出したことにならず査読もされませんので注意してください!

申請締め切り後は・・・

申請に関するお問い合わせ

住所 〒 319-1106

茨城県那珂郡東海村白方106-1

東京大学物性研究所 附属中性子科学研究施設 事務室

TEL 029-282-5782

FAX 029-283-3922

e-mail nsl-appl [at] issp.u-tokyo.ac.jp

初めて利用する装置の場合は、装置担当者とコンタクトをとったうえで申請書を作成することを強くおすすめします。

大学管理装置のリスト(NSLホームページ)

JAEA管理装置のリスト(JRR-3ユーザーズオフィスのページ)